菊岡久利 : ウィキペディア(Wikipedia)

菊岡 久利(きくおか くり、1909年3月8日 - 1970年4月22日)は、日本の作家、詩人。本名、高木陸奥男(みちのくお)。横光利一に師事する。

青森県弘前市生まれ。旧制海城中学校中退。小説『怖るべき子供たち』で直木賞候補となる。1970年死去、葬儀委員長は親交のあった川端康成が務めた。銀座の愚連隊と交際があったため白木屋騒動の調停委員の一人に担ぎ出されたことがある。別名・鷹樹寿之介。

作品

  • 詩集『貧時交』
  • 詩集『時の玩具』日本文学社、1938
  • 詩集『見える天使』
  • 戯曲集『野鴨は野鴨』三笠書房、1940
  • 貧時交・時の玩具・以後見える天使 大観堂、1940
  • 小説集『怖るべき子供たち』日比谷出版社、1949
  • モダンダンス台本『プロメテの火』、1950
  • 小説集『銀座八丁』小説朝日社、1952
  • 都会の野鴨 七星閣 1952
  • 小説集『ノンコのころ』淡交社、1956
  • 日本未来派 第4詩集 カルチャー出版社 1976
  • 東京都市大学付属中学高等学校 校歌

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出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/09/25 18:23 UTC (変更履歴
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