有明ユリ : ウィキペディア(Wikipedia)

有明 ユリ(ありあけ ゆり、1938年1月24日 - 没年不明)は、日本の歌手、女優である。東芝レコードに所属していた。

経歴

1950年代後半から1960年代前半にかけ、歌手、女優として活躍した。

NHK紅白歌合戦には2回出場しており、1959年の第10回NHK紅白歌合戦では、宝とも子、藤崎世津子とともに「シエリト・リンド」を、1960年の第11回NHK紅白歌合戦では、小割まさ江、沢たまき、高美アリサとともに「或る恋の物語」を歌唱した。

渡辺プロダクションに所属していたと考えられている。

姉は西崎流の日本舞踊家で、西崎流本部若葉会舞踊団の宗家の西崎眸。その娘(有明ユリの姪)は1974年のヒット歌謡曲「旅愁」を歌った西崎緑

西新橋の西崎流本部の建物で姉とともに純喫茶有明を営んでいた。

映画出演

テレビ出演

代表曲

  • デイゴの花
    作詞:松井由利夫/作曲:飯田景応
  • 然別湖で逢ったひと
    作詞・作曲:三杉一郎
  • ジャガイモ人生
    作詞:土崎民樹/作曲:稲富鎮恵
  • トランジスタア娘
    作詞:原由記/作曲:塩谷純一
  • 炭鉱(ヤマ)の子守唄 (東芝日曜劇場(第156回) 「ざりがにの歌 ある映画プロデューサーの手記より」(1959年11月22日放送) 主題歌)
    作詞・作曲:森中鎮雄/編曲:大澤浄二
  • 夜の熱帯魚 (1959.03)
    作詞:松井由利夫/作曲:塩谷純一/編曲:長洲忠彦

NHK紅白歌合戦出場歴

年度/放送回 曲目 対戦相手 備考
1959年(昭和34年)/第10回シェリト・リンドダークダックス「ヴォーカル・トリオ」として出場、宝とも子・藤崎世津子と歌唱。
1960年(昭和35年)/第11回或る恋の物語沢たまき、小割まさ江、高美アリサとの混合で歌唱。

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/12/15 02:40 UTC (変更履歴
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