吉田春夫 : ウィキペディア(Wikipedia)
吉田 春夫(よしだ はるお)は、日本の天体力学者。国立天文台理論研究部教授。理学博士。
経歴
少年時代に、「角の3等分ができたらノーベル賞が2つもらえる」という先生の言葉に触発され、不可能の証明を志す「数学セミナー」2020年1月号P.16-21、日本評論社。 特に天体力学の3体問題の解法の不可能性に着目し、ハミルトン力学系、シンプレクティック積分法などを研究した。
1989年、「非線形力学系の積分可能条件の研究」で第1回日本天文学会研究奨励賞を受賞。
著書
- 「力学の解ける問題と解けない問題」、岩波講座物理の世界4、吉田春夫
- 「キーポイント力学」、吉田春夫、岩波書店、1996年
- 「力学」(現代物理学叢書)、大貫喜郎、吉田春夫
- 「天体力学のパイオニアたち」(上下巻)、P.ティアク、ホームズ、吉田春夫、シュプリンカー数学クラブ
出典
外部リンク
- 研究教育職員・特任教員詳細 国立天文台
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/13 11:13 UTC (変更履歴)
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