井上乙彦 : ウィキペディア(Wikipedia)
井上 乙彦(いのうえ おとひこ、1885年(明治18年)5月26日 – 1969年(昭和44年)7月17日)は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。華北電信電話株式会社総裁。
経歴
東京府出身。1905年(明治38年)に陸軍士官学校を卒業し、工兵少尉に任ぜられた。さらに陸軍戸山学校、陸軍砲工学校、陸軍大学校を卒業。近衛師団副官、陸軍省軍務局課長、陸軍航空学校教官、陸軍大学校教官、陸軍工兵学校教導大隊長、鉄道第二連隊長、陸軍通信学校研究部部員などを歴任した。1933年(昭和8年)3月、陸軍少将に昇進し、教育総監部附となった。同年8月、予備役に編入。
その後、満洲電信電話株式会社理事・総務部長を務め、華北電政総局総務局長を経て、華北電信電話株式会社総裁に就任した。
1947年(昭和22年)11月28日、公職追放仮指定を受けた総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、「昭和二十二年十一月二十八日 仮指定者」37頁。。
栄典
- 1940年(昭和15年)8月15日 - 紀元二千六百年祝典記念章『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。
参考文献
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/06/06 06:15 UTC (変更履歴)
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