松川八洲雄 : ウィキペディア(Wikipedia)
松川 八洲雄(まつかわ やすお、1931年8月12日 - 2006年10月11日)は、日本の映画監督、脚本家、著作家である。
経歴
東京都に生まれる。東京都立日比谷高等学校を経て、1956年に東京大学文学部美学美術史学科を卒業する。
新理研映画、日映科学映画製作所を経て、独立する。
1966年、『鳥獣戯画』がベルガモ映画祭芸術部門大賞を受賞する。1983年には、著書『ドキュメンタリーを創る』が刊行される。『出雲神楽』は2002年度キネマ旬報ベスト・テン「文化映画」部門で1位に選ばれた。
2006年10月11日、転移性肺・肝腫瘍のため死去。75歳没。
フィルモグラフィー
- 一粒の麦(1962年) - 監督
- とべない沈黙(1966年) - 脚本
- 鳥獣戯画(1966年) - 監督・脚本
- 今は昔 志のとおきな(1968年) - 監督
- ヘルメットの男たち(1969年) - 監督
- ヒロシマ・原爆の記録(1970年) - 監督
- 仕事=重サ×距離(1971年) - 監督
- 土くれ(1972年) - 監督
- hands・手(1975年) - 監督
- 飛鳥を造る(1976年) - 監督
- 不安な質問(1979年) - 演出・構成・脚本
- 琵琶湖・長浜・曳山まつり(1985年) - 監督・脚本
- 花の迷宮(1986年) - 監督
- ムカシが来た(1993年) - 監督
- オオシカの村(1993年) - 監督
- 景清の衣装(1994年) - 監督
- 青森発・縄文元年・日本(1995年) - 監督
- 出雲神楽(2002年) - 監督
- 吉野作造 マイ・ブルー・ヘブン デモクラシーへの問い…(2002年) - 監督
- 中江兆民 一粒の民主の種子を(2003年) - 監督
- 熊野古道(2006年) - 監督
著書
- ドキュメンタリーを創る(1983年、農山漁村文化協会)
共著
- 月刊たくさんのふしぎ 1994年11月号(第116号) 人形はこころのいれもの 松川八洲雄・文 小川忠博・写真
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/01/20 01:52 UTC (変更履歴)
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