浦島千歌子 : ウィキペディア(Wikipedia)
浦島 千歌子(うらしま ちかこ、本名:山岡壽美子、1924年4月13日 - 2008年9月11日)とは元宝塚少女歌劇団月組主演娘役クラスの女優である。大阪府出身。宝塚歌劇団時代の芸名は浦島 歌女(うらしま うため)である。宝塚歌劇団時代の愛称はオデコ。
来歴・人物
1937年、27期生として、宝塚音楽歌劇学校(現在の宝塚音楽学校)に入学し、宝塚少女歌劇団(現在の宝塚歌劇団)に入団。当時は「入学=入団」で学校と劇団は一体であった。宝塚入団時の成績は93人中78位『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』(監修:小林公一、2014年4月1日、阪急コミュニケーションズ、p.32)ISBN 9784484146010。
1939年4月、『宝塚花物語』で初舞台。
1957年1月31日、宝塚歌劇団を退団し、女優として活動。宝塚最終出演公演の演目は雪組公演『夜霧の女』である。舞台『マイ・フェア・レディ』のピアス夫人は当たり役として知られている。
宝塚歌劇団時代の主な舞台出演
- 『ボレロ』(月組)(1946年9月1日 - 9月29日、宝塚大劇場)
- 『かっぱの姫君』(雪組)(1956年5月1日 - 5月30日、宝塚大劇場)
主な映画出演
- 『にっぽん実話時代』(1963年、東宝)
- 『ドリフターズですよ!前進前進また前進』(1967年、東宝)
- 『ザ・タイガース 世界はボクらを待っている』(1968年、東宝)
- 『リオの若大将』(1968年、東宝)
- 『クレージーのぶちゃむくれ大発見』(1969年、東宝)
主なドラマ出演
- 『細雪』(1959年11月12日、NET)
- 『東京の風』(1959年12月25日、KR)
- 『ゼェランジャ城の幽霊』(1960年10月2日、NTV)
- 『毒薬』(1963年3月8日、TBS)
- 『夫婦百景(第266回)一泊旅行』(1963年6月10日、NTV)
- 『銀座立志伝』(1965年1月4日、CX)
- 『細雪』(1966年1月22日、CX)
- 『進め!青春』(1968年10月20日 - 1968年12月29日、NTV)*4回目と6回目に出演
関連項目
- 大阪府出身の人物一覧
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/12/14 16:23 UTC (変更履歴)
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