ISSAY : ウィキペディア(Wikipedia)
ISSAY(イッセイ、本名:藤崎一成、1962年7月6日 - 2023年8月5日)は、日本の歌手、作詞家、俳優、パントマイミスト。静岡県出身。
プロフィール
1962年7月6日、長男として生まれる。
高校在学中、谷川俊太郎の詩集を読み、詞を書き始める『ハダカのロック』ジェイロックマガジン社、1996年12月1日、222頁。友人からレコードを借りたデヴィッド・ボウイをはじめに、ルー・リード、ドアーズ、セックス・ピストルズなどを聴き、T・レックスを聴いたのをきっかけに音楽の道を志す『ROCK JET Vol.37』シンコー・ミュージック・エンタテイメント、2009年9月7日。大学進学とともに上京。ミュージシャンとして、ソロ活動をはじめ、DER ZIBETを中心に多数のバンドやユニットに参加する。音楽活動と並行して、映画やテレビドラマにも出演。また、1983年よりパントマイミスト望月章に師事し、望月の公演活動にも参加。
2023年8月5日、不慮の事故により急逝。61歳没。翌2024年、死去の半年後に当たる2月5日に追悼・献花の会が執り行われ、また誕生日である7月6日には『ISSAY gave life to FLOWERS - a tribute to Der Zibet -』と題され60名を越えるアーティストによる追悼盤となるDER ZIBETのトリビュートアルバムがリリースされた。
キャリア
ミュージシャンとして
19歳の頃、初めてのバンドISSAY and SUICIDESを結成、その後ソロ名義で活動。
1985年、DER ZIBETとしてシングル『待つ歌』でデビュー。
1991年、TATSUYAと、打ち込みによるユニット・HAMLET MACHINEを結成。
1994年、初のソロ・アルバム『FLOWERS』を発表。
1998年、広瀬さとしらとを結成し、ミニ・アルバム『PhI』を発表。2000年、Φ解散。
2003年、元SHI-SHONENの福原まりとともにネオ・キャバレー・ミュージックをコンセプトにしたISSAY meets DOLLYを結成。
2004年、X JAPANのHEATHらとLynxを結成。2007年、Lynx解散。
2013年、土屋昌巳率いるKA.F.KAに参加。
俳優として
1985年、手塚眞監督作品『星くず兄弟の伝説』で映画デビュー。この時、プロデューサーであった近田春夫に見初められ、DER ZIBETデビューへと繋がる。
映画
- 星くず兄弟の伝説(1985年6月15日公開、シネセゾン、監督:手塚眞) - 虹カヲル 役
- 星くず兄弟の新たな伝説(2018年1月20日公開、マジックアワー、監督:手塚眞) - チェザーレ伊東 役
- ばるぼら(2020年11月20日公開、イオンエンターテイメント、監督:手塚眞) - 紫藤一成 役
オリジナルビデオ
- ダンディーとわたし(1991年2月1日、日本ビデオ映画、監督:神代雅喜) - 片岡平助 役
ミュージカル
- ダンスはうまく踊れない(1988年12月2日 - 17日、東京グローブ座)
テレビドラマ
- あいつがトラブル 第2話(1989年12月9日、フジテレビ) - ペンギン 役
パントマイミストとして
望月章に師事し、1983年より舞台を踏む。
ディスコグラフィ
アルバム・シングルいずれもカバー作品
アルバム
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 発売元 | 収録曲 | |||||||||||
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1994年9月21日 | FLOWERS | CD | BVCR-678 | BMGビクター | # あかずの踏切り | # いとしのマックス | # 夜と朝のあいだに | # 悲しくてやりきれない | # 恋のハレルヤ | # 時には母のない子の様に | # 朝までまてない | # 時の過ぎゆくままに | # 宵待草 | # 花が咲いて | # シーサイドバウンド |
シングル
発売日 | タイトル | 規格 | 規格品番 | 発売元 | 収録曲 | |||
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1994年8月24日 | あかずの踏切り | 8センチCD | BVDR-278 | BMGビクター | # あかずの踏切り | # FLOWERS | # あかずの踏切り(SONGLESS VERSION) | |
1995年2月22日 | いとしのマックス | 12センチCD | BVCR-8804 | # いとしのマックス Extended Version | # いとしのマックス Distorted Tokyo Version | # いとしのマックス New York Version | # いとしのマックス Plugged Version |
参加作品
オムニバス / サウンドトラック
発売日 | 収録アルバム | 楽曲タイトル | 規格 | 規格品番 | 発売元 |
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1985年6月5日 | 「星くず兄弟の伝説」オリジナル・サウンド・トラック | ピースマーク・ベイビー(「虹カヲル」名義) | LP | SM28-5417 | SMSレコード |
2018年1月10日 | 『星くず兄弟の伝説』/『星くず兄弟の新たな伝説』オリジナル・サウンドトラック | CD(2枚組) | DDCZ-2186 | NEONTETRA / SPACE SHOWER MUSIC | |
1996年9月4日 | LIFE IN TOKYO〜a tribute to JAPAN | FALL IN LOVE WITH ME(森岡賢とによる「SUICIDE」名義) | CD | BVCR-764 | BMGビクター |
1997年1月22日 | This is Love〜江戸屋百歌撰1997 丑/USHI〜 | DANCE FOR YOU 〜悪夢をください〜(ちわきまゆみとのコラボ) | CD | EDCR-30009 | 江戸屋レコード |
その他
- BUCK-TICK『Six/Nine』(1995年5月15日、ビクターエンタテインメント)
- 「愛しのロック・スター」 - ゲストボーカル
- 土屋昌巳『Swan Dive』(2013年11月6日、Mazzy Bunny Records)
- 「Last Shadow」・「ワラキアの月 〜Moon of Wallachia〜」・「幻想の君 〜Illusion of you〜」 - ボーカル、作詞
出典
外部リンク
- issay official website
- Der Zibet-Official Web Site
- Hamlet Machine Official Web Site
- ISSAYmeetsDOLLY- web.archive.org
- N・M・P Official Site- web.archive.org
- allcinema
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/07/07 16:57 UTC (変更履歴)
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