ナンシー久美 : ウィキペディア(Wikipedia)
ナンシー久美( - くみ、本名:金子 久美子(かねこ くみこ)、1960年12月30日 - )は、 神奈川県横浜市出身の日本の元女子プロレスラー。B型。
来歴
1976年5月、後楽園ホールにて全日本女子プロレスデビュー(昭和51年組)し、ビクトリア富士美をパートナーとしたタッグチーム『ゴールデン・ペア』として、第68代WWWA世界タッグ王座を獲得。その後も「レッド・フェニックス」のリーダーや「アマゾネス軍団」として活躍。「スタイル、ルックスの良さは抜群」と報じられることが多かった。
1977年、シングルレコード「夢見るナンシー」を発表。そのジャケット写真ではいつもはボーイッシュな姿が多いナンシー久美が乙女チックな世界観で表現されており、男性ファンが熱狂した。1979年10月17日、川崎球場大会にてファビュラス・ムーラが持つNWA王座に挑戦したが、試合終盤のレフェリーに対する暴行で反則負け。1983年1月4日、後楽園ホール大会にて引退試合と引退式を行い全日本女子プロレスを引退。
1986年、ジャパン女子プロレスに参加し現役復帰。ジャッキー佐藤、風間ルミ、神取しのぶと四天王として活躍。1987年7月27日、大田区体育館での試合を最後に現役を引退。
1993年清心館入門。現在は清心館空手道総本部付指導員(三段)として活躍中。2000年代に入ると、ブル中野が経営する飲食店「中野のぶるちゃん」にゲストとして招かれるなど、健在な姿を見せている。
タイトル歴
- 第67代WWWA世界タッグ(パートナーはジャッキー佐藤)
- 第68代WWWA世界タッグ(パートナーはビクトリア富士美)
- 第71代WWWA世界タッグ(パートナーはルーシー加山)
- 第73代WWWA世界タッグ(パートナーは堀あゆみ)
レコード
- 「夢見るナンシー」(1977年)
- 「ソーダ水の向こうに」(1978年、ナンシー久美&ビクトリア富士美の「ゴールデン・ペア」名義)
- 「ミステリー・ラヴ」(ゴールデン・ペア)
- 「アマゾネス女王」(1981年)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/01/29 00:47 UTC (変更履歴)
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