中村昌生 : ウィキペディア(Wikipedia)

中村 昌生(なかむら まさお、1927年ソフィア 京都新聞文化会議 - 中村昌生氏 暮らしに日本の伝統技術を 京都新聞 2013年03月24日掲載8月2日『現代日本人名録2002』3巻p1235 2000年11月 - 2018年11月5日)は、日本の建築家、建築史家(日本建築史)。京都工芸繊維大学名誉教授、福井工業大学名誉教授神戸芸術工科大学|環境・建築デザイン学科|2008年度特別講義:中村昌生「日本建築の空間」 2009/01/21。京都伝統建築技術協会を設立、理事長を務める理事長よりご挨拶, 京都伝統建築技術協会。専攻は日本建築。工学博士 - 商品説明の著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」)より抜粋。。

愛知県出身。それまで建築史研究の対象としてはまれであった茶室や数寄屋建築を本格的に研究し、研究によって得られた知見を生かして設計活動を行った。また、桂離宮修理事業をはじめ、伝統建築の保存に貢献した。

来歴

1927年、愛知県名古屋市生まれ伝統未来塾 「中村昌生先生の伝統建築探訪」 2009年05月09日改訂版。彦根工業専門学校建築学科(現滋賀大学)を卒業した後、京都大学工学部の研修員となる。同大学助手等を経て、1973年、京都工芸繊維大学教授。この間、文化財保護審議会専門委員や桂離宮整備委員、茶の湯文化学会会長等を歴任した。また、木造建築の伝統の継承と発展を目的とした京都伝統建築技術協会を1980年に設立。京都工芸繊維大学退官後は福井工業大学で教鞭を執る。2001年、京都迎賓館伝統的技能活用検討委員会委員長京都迎賓館 コミュニケーションレター第3号 平成14年1月。2015年、京都の数寄屋大工平井家旧蔵の「小堀遠州好後藤勘兵衛宅茶室」(擁翠亭)を発見した。

2018年11月5日、呼吸不全で死去。91歳没。叙正四位『官報』7407号、平成30年12月11日。

受賞歴

作品

  • 出羽遊心館(酒田市)
  • 山寺芭蕉記念館(山形市)
  • 新宿御苑・楽羽亭(新宿区)
  • 白鳥公園・清羽亭(名古屋市)
  • ギメ東洋美術館・虚白庵(パリ)
  • スウェーデン国立民族学博物館・瑞暉亭(ストックホルム)
  • 中之島香雪美術館・中之島玄庵(大阪市)

他多数

著書

単著
  • 『和の佇まいを-中村昌生の茶室随想-』宮帯出版社、2011年11月30日。。
共著

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