大谷栄一 : ウィキペディア(Wikipedia)

大谷 栄一(おおたに えいいち、1968年 - )は、日本の宗教社会学者。佛教大学教授。

略歴

1990年、東洋大学文学部印度哲学科卒業。1999年、東洋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程修了、「近代日本の「国家と宗教」の研究 1880~1920年代の日蓮主義運動の場合」で東洋大学博士(社会学)。1999年、公益財団法人国際宗教研究所研究員。2005年、南山宗教文化研究所研究員。2009年、佛教大学社会学部現代社会学科准教授。2016年より教授。

賞歴

  • 2001年 - 日本宗教学会賞
  • 2002年 - 中村元賞
  • 2009年 - 佛教大学学術奨励賞
  • 2020年 -立正大学望月学術賞

著書

  • 『近代日本の日蓮主義運動』法蔵館、2001
  • 『近代仏教という視座 戦争・アジア・社会主義』ぺりかん社、2012
  • 『日蓮主義とはなんだったのか 近代日本の思想水脈』講談社、2019

編著

  • 『ともに生きる仏教 お寺の社会活動最前線』ちくま新書、2019

共編著

  • 『構築される信念 宗教社会学のアクチュアリティを求めて』(川又俊則・菊池裕生との共編著)ハーベスト社、2000
  • 『ソシオロジカル・スタディーズ 現代日本社会を分析する』(張江洋直との編著)世界思想社、2007
  • 『地域社会をつくる宗教』(藤本頼生との共編著)明石書店、2012
  • 『ブッダの変貌 交錯する近代仏教』(末木文美士・林淳・吉永進一との共編著)法蔵館、2014
  • 『近代仏教スタディーズ 仏教からみたもうひとつの近代』(吉永進一・近藤俊太郎との共編著)法蔵館、2016
  • 『基礎ゼミ 宗教学』(川又俊則・猪瀬優理との共編著)世界思想社、2017
  • 『日本宗教史のキーワード 近代主義を超えて』(菊地暁・永岡崇との共編著)慶應義塾大学出版会、2018
  • 『日本仏教再入門』(末木文美士・頼住光子との共編著)講談社学術文庫、2024.4

参考文献

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/05/03 03:07 UTC (変更履歴
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