山本薫 : ウィキペディア(Wikipedia)
山本 薫(やまもと かおる、1968年7月 - )は、日本の文学者。専門は、アラブ文学。
慶応義塾大学総合政策学部准教授、博士(文学)。
略歴
1992年、東京外国語大学外国語学部アラビア語学科卒業、シリア、エジプトへの留学を経て、2002年、東京外国語大学大学院地域文化研究科博士後期課程修了。 2008年4月より東京外国語大学大学院地域文化研究科中東・イスラーム研究教育プロジェクト助教、2009年4月、改組により配置換え、2010年3月まで同大学世界言語社会教育センター教育プロジェクト支援部門助教。東京外国語大学、一橋大学、日本女子大学、立教大学等の非常勤講師を歴任し、2019年より慶応義塾大学総合政策学部専任講師、2024年より准教授。
研究業績
- 「ハイファの作家、エミール・ハビービー:都市の記憶としての文学」『日本中東学会年報』23-2号(2008年1月)、171-191頁
- 「ハビービーの血脈」『en-taxi』17号、138-139頁、2007年3月
- (共著)『ワールドカルチャーガイド21 エジプト』トラベルジャーナル、220頁、2001年
- (翻訳)エミール・ハビービー著『悲楽観屋サイードの失踪にまつわる奇妙な出来事』作品社、237頁、2006年12月
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2024/11/03 17:02 UTC (変更履歴)
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