武重邦夫 : ウィキペディア(Wikipedia)
武重 邦夫(たけしげ くにお、1939年5月21日『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.350 - 2015年7月2日訃報のおしらせ 日本映画学校 Twitter 2015年7月2日閲覧)は、日本の映画監督。日本映画学校、日本映画大学相談役。株式会社シネマネストJAPAN映画製作研究所代表。
人物
1939年愛知県名古屋市生まれ。早稲田大学教育学部卒業。1965年今村昌平率いる今村プロ結成に参加。1975年、今村昌平とともに横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)を設立。同校の専務理事を務める。
1988年新宿映画祭創設。1995年にはしんゆり映画祭を創設する。
カンヌ国際映画祭パルムドール賞を受賞した『楢山節考』をはじめ、今村昌平作品の助監督やプロデュースを多数手がける。
監督作は、文部大臣賞受賞の『民と匠の伝説』(1994年)等。映画プロデューサーとしても活躍していた。
2015年7月2日、癌のため死去。
主な作品
映画
- 『復讐するは我にあり』(副プロデューサー・1977年)
- 『ええじゃないか』(プロデューサー・1979年)
- 『人間蒸発』(録音・1967年)
- 『ユリ子からの手紙』(監督・1981年)
- 『楢山節考』(助監督・1983年)
- 『君は裸足の神を見たか』(企画・1986年)
- 『女衒 ZEGEN』(プロデューサー・1987年)
- 『バナナシュート裁判』(プロデューサー・1987年)
- 『らせんの素描』(プロデューサー・1991年)
- 『友だちのいる孤独』(製作・1991年)
- 『民と匠の伝説』(監督・1994年)
- 『Challenged』(プロデューサー・1998年)
- 『利休・幻の茶室』(監督・2002年)
- 『掘るまいか』(プロデューサー・2003年)
- 『いのちの作法』(製作総指揮・2007年)
- 『葦牙 あしかび こどもが拓く未来』(製作総指揮・2009年)
- 『1000年の山古志』(企画・2009年)
- 『3つの港の物語』(プロデューサー・2009年)
- 『だんらんにっぽん』[プロデューサー・2011年)
- 『父をめぐる旅』(共同監督・2012年)
- 『物置のピアノ』(企画・製作・2014年)
テレビ
- 『飢餓海峡』(制作・1978年)
戯曲
- 『黒念仏殺人事件』(1981年)
- 『旅人たちの南十字星』(1986年)
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