日下部圭子 : ウィキペディア(Wikipedia)

日下部 圭子(くさかべ けいこ、1953年1月8日 - )は、日本の映画ディストリビューター、プロデューサーである。有限会社マコトヤ代表取締役。

人物

青山学院高等部から青山学院大学を卒業。1986年フリーのパブリシストとして映画の仕事をはじめる。ワーナー・ブラザース作品を手がけつつ、インディーズ映画の大ヒット作(『追悼のざわめき』(監督:松井良彦/88年中野武蔵野ホール公開時)も生みだす。イタリアの鬼才ナンニ・モレッティ初期5作品、『バレット・バレエ』(1998年)から『KOTOKO』(2013年)までの塚本晋也監督・海獣シアター製作作品など国内配給。個性的な作品を企画(ときに製作出資)、劇場・テレビなどへの配給、宣伝等あらゆる側面から世に送りだす。また、ベネチア国際映画祭コントロ・コレンテ部門(2005年)、諮問委員メンバーでもあるカフォスカリ国際短編映画祭のインターコンペ部門(2013年)でも審査員をつとめる。2017年には国立ベネチア大学(Università Ca' Foscari Venezia) と代表をつとめるマコトヤとのコラボレーションも開始し、同大学マスタークラスFilm Makingで配給についての講義を行うなど海外との接点も多い。

主なプロデュース作品

  • 『三年身籠る』監督:唯野未歩子、2006年
  • 『ノン子36歳(家事手伝い)』監督:熊切和嘉、2008年
  • 『ラブドール〜抱きしめたい』監督:村上賢司、2009年
  • 『ユリ子のアロマ』監督:吉田浩太、2010年

ほか

配給プロデューサー

  • 『貌斬り KAOKIRI』監督:細野辰興、2015年
  • 『六月の蛇』
  • 『ヴィタール』
  • 『KOTOKO』監督:塚本晋也

ほか

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2023/09/25 22:51 UTC (変更履歴
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