アロイス・イラーセク : ウィキペディア(Wikipedia)
アロイス・イラーセク(、1851年8月23日 - 1930年3月12日)は、チェコの歴史小説家、歴史劇作家。プラハ生まれ。
1909年まで高校の先生をしていたが、退職後に歴史を題材とした散文を書き始め、やがて長編歴史小説を手がけるようになった。19世紀後半のチェコ民族主義の高揚ともあいまって、世間に認められるようになった。今日でも、チェコにおいて影響力のある作家であり、その作品は、中学校や高校で教材として使われている。
主な作品
小説
- Staré pověsti české (1894年)
- 『チェコの伝説と歴史』浦井康男訳・註解、北海道大学出版会、2011年、ISBN 4832967533
- Mezi proudy (1887年 – 1890年)
- Proti všem (1893年)
- Bratrstvo (1899年 – 1908年)
- Temno (1914年)
- F・L・ヴィェク (1888年 – 1906年、5部からなる歴史小説)
- Filosofská historie (1878年)
劇作
- Jan Hus (1911年)
- Jan Žižka (1903年)
- Jan Roháč (1914年)
- Lantern (1905年)
- Vojnarka (1891年)
- Otec (1895年)
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2022/01/12 12:07 UTC (変更履歴)
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