岡崎宏三 : ウィキペディア(Wikipedia)

岡崎 宏三おかざき こうぞう、1919年(大正8年)1月12日 - 2005年(平成17年)1月13日)は、日本の撮影技師、撮影監督。

来歴

東京府(現・東京都)出身。1935年(昭和10年)、新興キネマ大泉撮影所(現・東映東京撮影所)に入社し、青島順一郎に師事岡崎宏三キャメラマン人生。撮影助手を勤めた後、1940年(昭和15年)に伊奈精一監督の『愛の記念日』で撮影監督となる。

1953年(昭和28年)、ジョセフ・フォン・スタンバーグ監督の『アナタハン』の撮影にカメラオペレーターとして起用され、決定的な影響を受ける。その後、多くの名監督の様々な作品を手掛けたほか、『ザ・ヤクザ』など海外の映画作品も多く撮影した。

日本アカデミー賞優秀撮影賞1回、毎日映画コンクール撮影賞を4回受賞した。1996年(平成8年)、第20回山路ふみ子映画賞功労賞を受賞した。

2005年(平成17年)1月13日、食道噴門癌のため死去、86歳東宝 編『東宝75年のあゆみ 1932 - 2007 資料編』(PDF)(東宝、2010年4月) p. 264。

主な作品

撮影助手時代
  • 雌雄 (1936年)
  • 聖処女 (1936年)
  • 青葉の夢 (1936年)
  • 新月抄 (1936年)
  • 牡丹くづるゝ時 (1937年)
  • 合歓の木 (1937年)
  • 小国民 (1938年)
  • あゝ故郷 (1938年)
  • 海棠の歌 (1939年)
撮影監督時代

外部リンク

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 | 最終更新:2025/04/28 03:41 UTC (変更履歴
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