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エプスタインファイルに「ワン・バトル・アフター・アナザー」のモデル? 実在した秘密クラブの存在が明らかに

2026年2月5日 19:00

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画像1(C)2025 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.

アメリカでは現在、米司法省が公開を進めるジェフリー・エプスタイン事件の関連ファイルが大きな注目を集めている。政財界から文化界まで、エリート層の人脈と権力構造を浮き彫りにする文書の数々が世間を騒がせるなか、今年のアカデミー賞にノミネートされている映画「ワン・バトル・アフター・アナザー」との意外な接点が浮上したと、米ハリウッド・リポーターが報じている。

ワン・バトル・アフター・アナザー」といえば、ショーン・ペンが演じる悪役スティーブン・J・ロックジョー大佐が、「クリスマス・アドベンチャラーズ・クラブ」なる架空の秘密クラブへの加入を切望する姿が印象的だ。劇中でこのクラブは、白人のアングロサクソン系男性だけが会員となれる排他的な組織として描かれ、新たなメンバーが迎え入れられるのは既存の会員が亡くなったときだけという設定である。

ところが、新たに公開されたエプスタインファイルの中に、この架空のクラブとよく似た実在の組織に関するメールが含まれていた。2010年8月、児童売春の有罪判決を受けて自宅軟禁を終えたばかりのエプスタインに宛てて、身元不明の人物が「ゾディアック・クラブ」について書き送っていたのである。

ゾディアック・クラブは、158年の歴史を持つマンハッタンの会員制クラブだ。メールによれば、常時12人の会員がそれぞれ黄道十二星座(おひつじ座、おうし座などの西洋占星術の12星座)の名前を持ち、会員が亡くなったときにのみ新メンバーを迎え入れるという。女性やマイノリティの入会は認められていない。メールの差出人は「最後の秘密結社のひとつ」と表現し、会員には元FRB(米連邦準備制度理事会)議長の故ポール・ボルカーや、著名なNBCニュースキャスターのトム・ブロコウらの名前を挙げている。また、メールにはウォール街の投資銀行家でロスチャイルド社の元トップだったボブ・パイリーが、ノーベル物理学賞受賞者でエプスタインの友人だったマレー・ゲルマンを会員候補として推しているという内容も含まれていた。

映画の架空のクラブと実在のゾディアック・クラブの類似は驚くほどだ。少数の固定メンバー、死亡時にのみ行われる入替、女性とマイノリティの排除という構造は、映画が現実をなぞったかのようである。なお、メールに名前が挙がったパイリー、ボルカー、ゲルマンの3人はいずれもすでに他界している。

ニューヨークのメディア、ゴッサミストは2013年にモーガン図書館・博物館に所蔵された歴史的記録をもとにゾディアック・クラブの歴史を調査している。それによると、「サイン(星座)」と呼ばれる12人の会員は、11月から5月にかけて毎月最終土曜日に夕食会を開いていた。会員は政財界のリーダーたちで、連邦準備制度の創設に尽力した共和党上院議員ネルソン・オルドリッチもかつてのメンバーだったという。取材に応じたパイリーはクラブについて語ることを拒んだが、「秘密ではない、ただプライベートなだけだ」というモットーだけを明かしている。

エプスタインファイルの公開はまだ続いている。現実と映画の境界線は、思っていたよりもずっと薄いものなのかもしれない。

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