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「クリフハンガー」リブートめぐりプロデューサーが資金提供者を提訴

2025年12月21日 19:30

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スタローン不在は出演料の保証の拒否が原因だった?
スタローン不在は出演料の保証の拒否が原因だった?
写真:Everett Collection/アフロ

映画プロデューサーのニール・H・モリッツトビー・ジャッフェが、1993年のアクション映画「クリフハンガー」のリブート版をめぐり、資金提供者であるロケット・サイエンス・インダストリーズおよびクリフハンガー2・プロダクションズを提訴したことが分かった。米TheWrapが入手した裁判資料で明らかになった。

訴状によれば、両プロデューサーは、契約違反や誠実義務・公正取引義務違反などを理由に訴訟を起こしており、リブート版「クリフハンガー」に関連するプロデューサー報酬が支払われなかったことや、契約が一方的に反故にされたと主張している。

また、モリッツとジャッフェは、資金提供者側が主演俳優シルベスター・スタローンの出演料の保証を拒否したことが、スタローンの出演辞退を招いたと指摘している。訴状によると、2023年4月にスタローンは脚本に意見を出し、監督候補のリック・ローマン・ウォーとも面会しており、カンヌ・マーケット前には出演と監督起用に向けた調整が進められていたという。

しかし、スタローン側は当初から出演料のエスクロー(保証)を条件としており、ロケット・サイエンスがこれに応じなかったため、2023年秋の撮影開始に向けた出演確約が実現しなかったとされる。この影響でウォー監督も同年6月にプロジェクトを離脱した。

その後もプロデューサー側はスタローンの参加を模索したが、テレビシリーズ「タルサ・キング」のスケジュールと重なり実現せず、2024年1月には別の監督ジャン=フランソワ・リシェも降板したという。最終的に、監督にはジャウム・コレット=セラ、主演にはピアース・ブロスナンが起用され、リリー・ジェームズもキャストに加わった。

一連の混乱を受け、モリッツとジャッフェは、スタローン降板による海外先行販売条件の悪化やキャスト・監督費用の高騰を理由に、プロデューサー報酬の支払い延期を求められたとしている。訴状では、報酬の延期は最終的に全額、あるいは一切支払われないリスクがあると強調されている。

新作「クリフハンガー」は、マーク・ビアンキュリとメラニー・トーストが脚本を担当し、アナ・リリー・アミールプールが原案を手がける作品で、2026年8月28日の公開が予定されている。


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