水上恒司、綱啓永、濱尾ノリタカが落書き清掃で渋谷を守る! 「ウィンドブレイカー」清掃イベントレポート【ダイジェスト映像あり】
2025年12月2日 07:00
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会水上恒司の主演で人気不良漫画を実写映画化する「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」から、水上、綱啓永、濱尾ノリタカが、劇中の清掃シーンにちなみ、渋谷の落書き清掃イベントに参加した様子を捉えたダイジェスト映像が披露された。
本作は、講談社の漫画アプリ「マガジンポケット」で2021年より連載され、テレビアニメ化や舞台化もされた人気不良漫画「WIND BREAKER」の実写映画化。ケンカだけが取り柄の孤独な少年・桜遥(水上)は、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるべく、街の外から同校に入学する。しかし現在の風鈴高校は生徒たちが「防風鈴(ぼうふうりん)=ウィンドブレイカー」と呼ばれ、街を守る存在となっていた。ケンカは弱いが情報収集に長けた楡井や、防風鈴の総代を務める梅宮、クールでミステリアスな蘇枋(綱啓)、梅宮を崇拝する荒くれものの杉下、梅宮を支える武闘派の柊ら個性的な面々と出会った桜は、戸惑いながらも防風鈴の一員として、仲間たちとともに街を守るべく奮闘する。
街を守る正義の不良軍団<防風鈴>のメンバーは、「人を傷つける者・物を壊す者・悪意を持ち込む者、何人も例外なくボウフウリンが粛正する」という街に掲げた看板を信念とし、街の人々を守りながら生活を送っている。劇中では、防風鈴のメンバーたちが街の至る所に書かれた落書きを清掃するシーンが登場することから、落書き問題”に取り組んできた渋谷区とタッグを結成し、落書き清掃を実施。キャストを代表して、水上、綱啓、濱尾が参加した。
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会渋谷区では2021年より「落書き対策プロジェクト」を始動し、さまざまな施策に取り組んできたが、本作の持つ“人助け”や“人情”といったテーマが渋谷区の理念と共鳴。劇中でも落書き清掃のシーンが描かれることからも、作品と行政がタッグを組む形で、渋谷区として本プロジェクト初のエンタメ分野とのコラボレーションが実現した。
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会まだ静けさの残る早朝の渋谷に、ツナギ姿の水上、綱、濱尾が集結。渋谷区環境整備課職員のレクチャーを受けた後、緑の学ランに身を包んだ<防風鈴>の生徒たちとともに落書き清掃を開始。最初こそ苦労しつつも、徐々にコツをつかんだ3人は真剣な眼差しで作業に没頭。「どうしても最後まで消したい」という強い希望から予定時間をオーバーしての作業となり、消し終えた瞬間には、達成感に満ちた笑顔を浮かべた。
作業を終えた水上は、3人がかりでも大変だったことに触れたうえで、「落書きに困っている人たちがいる。この清掃が、落書きをしてしまう側の人へも何か気づきとなってくれたら」とコメント。濱尾は、「落書きが消えることで新たな落書きが減る傾向にあると聞きました。この流れが続いてほしい」と期待を寄せた。綱は「今回の清掃だけですべてが解決するわけではないけれど、今日の僕たちの姿を見て意識が変わる人が増えたら嬉しい」と思いを込めた。

(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会3人には、渋谷区からの“お礼”として、劇中でも印象的なアイテムとして登場する「たい焼き」がプレゼントされた。商店街の人々から水上演じる桜が差し入れを受け、ぎこちなさを見せながらも感激するシーンで登場するアイテムだ。3人は「おいしい!」と無邪気に頬張り、リラックスした笑顔をのぞかせた。
作業を終えた3人は、渋谷センター街に掲出中の映画「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」特製シャッター広告の前で記念撮影。キャスト陣のビジュアルがずらりと並び、「ここ渋谷で街を汚す者・酒に酔って暴れる者・夜更かしして家族を心配させる者、何人も例外なくボウフウリンが粛清する」という、<防風鈴>の掟になぞらえたメッセージも添えられており、作品ファンには必見のフォトスポットとなっている。
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会最後は、映画の公開を待つファンに向けてメッセージが送られ、「悪さをしてしまう十亀の行動とは裏腹に揺れる心情や葛藤も考えながら演じていたので、そういう部分にもぜひ注目して観て欲しいです」(濱尾)「<防風鈴>が街を守るように、大切な人を守りたいと思ってもらえるような映画になっているので、ぜひ劇場でご覧ください」(綱)「僕自身、自分のためでなく誰かのために何かするときにとんでもなくパワーを発揮できた経験があります。みなさんにとってこの映画が、守りたい存在のことを思ったり、そういう存在を見つけられるような作品になってくれたら嬉しいです」(水上)とそれぞれ映画をアピールした。
「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」は12月5日から全国公開。
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会