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内田理央×伊藤健太郎×中村ゆりか「略奪奪婚」26年1月6日スタート 登場人物全員がヒール役

2025年11月17日 06:00

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ドラマチックな略奪・復讐劇を繰り広げる
ドラマチックな略奪・復讐劇を繰り広げる

内田理央が、2026年1月6日よりテレビ東京で放送されるドラマチューズ!「略奪奪婚」(毎週火曜深夜24時30分~)に主演することがわかった。伊藤健太郎が内田扮する主人公の夫役、中村ゆりかがその不倫相手役で共演する。

原作は、2022年に電子コミックとして販売された山田芽衣氏による同名漫画。長年の交際を経て結婚したものの子宝に恵まれず、落ち込んでいた妻の前に現れたのは、夫の子供を身ごもった若い女性。嫉妬、承認欲求、自己肯定、勝ち負け……。問題だらけでコンプレックスを抱えた登場人物たちの人間模様が、スピード感のある展開で描かれる。

画像2©山田芽衣/ぶんか社

千春(内田)は、夫の司(伊藤)が研修医の頃からパートを掛け持ちし、長年経済的に彼を支えてきた。30歳を越えた千春は司との子供を熱望し、不妊治療をするが、授かれずにいた。そんな中、司の元患者で資産家の娘・えみる(中村)が司の子を妊娠。えみるに司を略奪され、離婚することになった千春は多額の慰謝料を受け取るが、虚しさで自暴自棄になる。しかしあることをきっかけに、千春はえみるに復讐の念を燃やし、司を略奪し返そうと決意する。

画像3©山田芽衣/ぶんか社

主人公・千春を演じるのは、ドラマ「ポケットに冒険をつめこんで」「ダブルチート 偽りの警官」「問題物件」などに出演し、「嗤う淑女」では主演を務めた内田。「人を愛することの尊さと苦しさが描かれている物語だと思いました。登場人物それぞれに痛みや正義があって、誰もが“悪”にも“被害者”にもなりうる。その人間模様をお届けできたら嬉しいです」とコメントを寄せた。

千春の夫・司役は、数多くの作品で活躍し、近年はNHK大河ドラマ「光る君へ」や「未恋 かくれぼっちたち」、映画「#真相をお話しします」「ストロベリームーン 余命半年の恋」などに出演した伊藤が務める。伊藤は、テレ東ドラマに8年ぶりに出演。「中々自分の頭では共感しきれない部分も多くあったのですが、演じていきながら、なぜそうなってしまったのか、なぜその選択をしたのか。理解を深めていきたいと思っています」と意気込みを語った。

司の不倫相手・えみる役は、ドラマ「裏アカ教師」や「ディアマイベイビー 私があなたを支配するまで」などに出演し、主演ドラマ「チェイサーゲーム W2 美しき天女たち」ではエンディングテーマも担当した中村に決定。「作品を読んだ時の第一印象は、どの登場人物の立場から見ても幸せが見当たらなくて、幸せなのか不幸なのか、ある意味この物語自体が残酷でもあるところがとても興味深かったです」と作品の見どころを語った。

ドラマチューズ!「略奪奪婚」は、2026年1月6日よりテレビ東京、テレビせとうち、テレビ北海道で毎週火曜深夜24時30分から放送。BSテレ東では1月10日、テレビ大阪とテレビ愛知では1月12日より放送開始。各話放送終了後からPrime Videoにて見放題独占配信されるほか、TVer、テレ東HP(ネットもテレ東)、Leminoで見逃し配信される。

キャストと制作陣のコメントは以下の通り。


人を愛することの尊さと苦しさが描かれている物語だと思いました。登場人物それぞれに痛みや正義があって、誰もが“悪”にも“被害者”にもなりうる。その人間模様をお届けできたら嬉しいです。撮影頑張ります!

お話をいただいた時はまずタイトルのインパクトの強さに驚きました。どういった内容なのか、どのような登場人物が出てくるのか、まず本を読む前にタイトルだけで色々と想像していました。そして本を読むと中々自分の頭では共感しきれない部分も多くあったのですが、演じていきながら、なぜそうなってしまったのか、なぜその選択をしたのか。理解を深めていきたいと思っています。それぞれのキャラクターが抱えている悩みやコンプレックスなど繊細に演じられたらなと思っていますので、是非放送を楽しみにしていただけたらなと思います。

お話を頂いて、以前にもご一緒したことがある共演者の方やスタッフさんもいらっしゃるので現場には安心して参加させて頂ける事がとても心強いなと思いました。作品を読んだ時の第一印象は、どの登場人物の立場から見ても幸せが見当たらなくて、幸せなのか不幸なのか、ある意味この物語自体が残酷でもあるところがとても興味深かったです。是非、ドラマを見て頂けると嬉しいです!

【原作者:山田芽衣/「略奪奪婚 デキた女が選ばれる」(ぶんか社)
「略奪奪婚」ドラマ化のお話をいただくことができて、大変光栄で嬉しく思っております。「もし略奪婚が起こったとして、そこがゴールではない。その後一体どんな人生が待っているんだろう」という担当様とのお話から始まった作品です。重く苦しい展開がたくさん散りばめられていますが千春、司、えみるの3人が人生を歩んでいく姿をドラマスタッフの皆様がどう表現してくださるか、とても楽しみにしております。ありがとうございました!

森田昇(テレビ東京 プロデューサー)】
不倫・復讐モノと呼ばれるジャンルがヒットしています。その理由は、主人公が虐げられているストーリーと、何とかしてその境遇から脱却しようとする姿に視聴者が共感するからではないかと考えています。
今回も主人公の女性は酷い裏切りに遭い困難な状況に陥り、どん底まで落ちます。かわいそうです。その点はこのジャンルの中でも更にパワーアップしています。もう一つこの作品の特徴は、登場人物が皆コンプレックスなど問題を抱える困った状況の人間だということです。企画書では”登場人物全員ヒール”と表しました。これらの困った人々が皆、何とか自分の幸せを求めて足掻く…というストーリーです。その困った連中の滑稽なまでに足掻き奮闘する姿に、必ずや視聴者は共感してしまうだろうと思います。
更には先の見えないサスペンスフルな展開に、エンターテインメントとしてきっとハマることと思います。そして今までの不倫・復讐モノを更に強力にした今回のドラマを見た視聴者は、そのケレン味溢れる激しい展開の結果、スカッとした爽快感と明日を生きるための勇気をもらえると思っています。ご期待ください。

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