水上恒司&木戸大聖が歩く・笑う・食べる 「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」セットツアー映像公開
2025年11月14日 07:00

水上恒司の主演で人気不良漫画を実写映画化する「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」から、セットツアー動画が披露された。主人公・桜遥を演じる水上と楡井秋彦を演じる木戸大聖が、沖縄でのオールロケによって実際の街のように作り上げられた圧巻の美術セットを紹介している。
本作は、講談社の漫画アプリ「マガジンポケット」で2021年より連載され、テレビアニメ化や舞台化もされた人気不良漫画「WIND BREAKER」を実写映画化。
©にいさとる/講談社 ©2025「WIND BREAKER」製作委員会ケンカだけが取り柄の孤独な少年・桜遥(水上)は、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるべく、街の外から同校に入学する。しかし現在の風鈴高校は生徒たちが「防風鈴(ぼうふうりん)=ウィンドブレイカー」と呼ばれ、街を守る存在となっていた。ケンカは弱いが情報収集に長けた楡井や、防風鈴の総代を務める梅宮、クールでミステリアスな蘇枋、梅宮を崇拝する荒くれものの杉下、梅宮を支える武闘派の柊ら個性的な面々と出会った桜は、戸惑いながらも防風鈴の一員として、仲間たちとともに街を守るべく奮闘する。
撮影の合間に行われたセットツアーは、原作のアイコンでもある東風商店街のアーチからスタート。劇中衣装に身を包んだ水上と木戸が、防風鈴が守る「まこち町東風商店街」の壮大なオープンセットを歩きながら紹介していく。
©にいさとる/講談社 ©2025「WIND BREAKER」製作委員会最初にふたりが足を止めたのは、商店街の入口に掲げられた、防風鈴の“口上”の看板。防風鈴の信念が刻まれたこの言葉は、メンバーの生き方や作品全体のテーマを映し出す重要なモチーフであり、劇中でもたびたび登場する。水上は「映画を象徴するようなセット」、木戸も「この言葉を頭に入れておくと、防風鈴がどんなチームか分かると思う」と語り、ふたりの言葉からも、この看板が作品にとって特別な存在であることが伝わってくる。
原作ゆかりのお店やアイテムが多数登場するのも、本作の大きな見どころ。ファンにはたまらない再現度になっており、一見模様のようでいて実は店名が描かれたデザインなど、細部にまで美術の遊び心が光る。
©にいさとる/講談社 ©2025「WIND BREAKER」製作委員会木戸が「この商店街で一番印象的だった」と語るお好み焼き屋「まっするぱわー」は、蘇枋(綱啓永)や杉下(JUNON)が圧巻バトルを披露する、映画の重要なアクションシーンの舞台にもなっている。店頭に飾られたとある人形には、ふたりが「店員役の役者さんにそっくり!」と大盛り上がり。
劇中で水上演じる桜が思わず「うまい」とこぼす、たいやき店「つゆくさ」では、ツアー中に水上と木戸が実食する場面も。木戸は「桜がたい焼きを食べるところがすごく可愛い」とお気に入りのシーンを明かし、ふたりの食べ方談義も飛び出すなど、撮影現場の仲の良さがにじむひと幕となった。
ほかにも、本作では原作のお店に加えて映画オリジナルの店舗や装飾も多数登場。タコライス発祥の地・沖縄県金武町に再現された商店街セットは、実際の街並みを活かして撮影を実施。沖縄の街と人々の全面協力によって、“生きた商店街”がスクリーンの中で息づいている。
そんな映画版“東風商店街”の魅力を決定づけているのが、ポップでカラフルな世界観。実写化ならではの鮮やかさで原作の躍動感を体現している。
©にいさとる/講談社 ©2025「WIND BREAKER」製作委員会全編沖縄でのロケについて、加茂義隆プロデューサーは「キャラクターのビジュアルがポップなので、彼らが歩いていても浮かないような世界観を作り上げられる場所として、沖縄という案が出てきました。今回は風をキャラの感情表現として効果的に使っていきたいという思いもあり、沖縄ならば風というコンセプトにも合う」と意図を語っている。
その言葉通り、映画では“風”が物語と情感を結びつけ、色彩豊かな街並みと呼応。中でも美術部が細部までこだわったのが壁の造形で、台風の多い沖縄らしいコンクリートの質感が、防風鈴の「守る」という信念を象徴している。
ツアーの締めくくりに、水上は「美術部の“作品”がすごい」とスタッフ陣の情熱を称賛し、木戸も「色使いや壁のペイント、細かい美術の小道具などを大きなスクリーンの中で注目して見てほしい」と呼び掛けている。
「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」は、12月5日から全国公開。
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会
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