水上恒司、木戸大聖、綱啓永、JUNON――9キャラの名シーンを凝縮「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」キャラ短尺本編映像
2025年11月11日 07:00

水上恒司の主演で人気不良漫画を実写映画化する「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」のキャラクター短尺本編映像が、このほど公開された。
講談社の漫画アプリ「マガジンポケット」で2021年より連載され、テレビアニメ化や舞台化もされた人気不良漫画「WIND BREAKER」を実写映画化。
ケンカだけが取り柄の孤独な少年・桜遥(水上)は、不良の巣窟と恐れられる風鈴高校のてっぺんをとるべく、街の外から同校に入学する。しかし現在の風鈴高校は生徒たちが「防風鈴(ぼうふうりん)=ウィンドブレイカー」と呼ばれ、街を守る存在となっていた。ケンカは弱いが情報収集に長けた楡井や、防風鈴の総代を務める梅宮、クールでミステリアスな蘇枋、梅宮を崇拝する荒くれものの杉下、梅宮を支える武闘派の柊ら個性的な面々と出会った桜は、戸惑いながらも防風鈴の一員として、仲間たちとともに街を守るべく奮闘する。
映像は、主要キャラクターたちの名場面やセリフを切り出したもの。それぞれの想いや信念、仲間との関係性が鮮やかに浮かび上がる内容だ。
水上演じる主人公・桜は、ケンカだけが取り柄の孤高の存在で、不良の巣窟・風鈴高校の頂点を狙い街へやって来る。そんな彼の“始まりの瞬間”が、本映像でも鮮烈に映し出される。登場早々の大立ち回り、鋭い眼光、そして「俺は風鈴でテッペンを獲る」という強気なセリフが印象的だ。そんな桜と誰よりも早く接近するのが、木戸大聖演じる楡井。ケンカは弱いが観察眼は鋭い楡井が、好奇心のままに桜へ迫るシーンがテンポよく切り取られ、対照的な両者の個性が際立つ。
やがて楡井の行動をきっかけに、桜たち“防風鈴”は敵対チーム“獅子頭連”との全面抗争へと突入。「強くてカッコよくなりたいって思って風鈴に来たっすけど、ダッセエなぁ」と涙をにじませる楡井に対し、「弱いやつは嫌いだ。でもダサくはねぇんじゃねぇの」とまっすぐ言葉を投げかける桜。不器用でまっすぐな2人の視線が交わる瞬間、“防風鈴”の物語が静かに動き出す。
そんな桜、楡井と同じクラスで出会うのが、綱啓永演じる蘇枋隼飛と、JUNON演じる杉下京太郎。“狂犬”と恐れられ、楡井にも「この学年で一番やべえ人」と評される杉下は、入学早々に桜と激突、振り下ろした拳で机に穴を開けるほどの怪力ぶりで、教室の空気を一変させる。一方その騒ぎの中、涼しげな表情で現れるのが蘇枋。自らを「レオナルド・ディカプリオだ」と名乗り、軽やかな身のこなしで二人の間に割って入ると、杉下が誰より“防風鈴”総代・梅宮を崇拝していることをさらりと解説してみせる。
“防風鈴”と対峙するのが、最凶集団“獅子頭連”。頭取を務めるのは、山下幸輝演じる兎耳山丁子。彼の忠実なNo.2として仕える副頭取・十亀条を、濱尾ノリタカが演じる。“力の絶対信仰”を掲げる“獅子頭連”幹部として、「弱いやつはいらない」と仲間でさえ容赦なく叩きのめす十亀。一方の兎耳山は、「俺、梅ちゃんが、フウリンが欲しい。そしたらもーっと楽しくなる」と、無邪気な笑みを浮かべながらも、どこか壊れそうな危うさを覗かせる。
桜たちと共に闘い、時に見守る存在たちも欠かせない。中沢元紀演じる“防風鈴”四天王の一人・柊は、「俺たちの喧嘩は守る喧嘩だ」と桜たちを街へ連れ出す。四天王きっての武闘派でありながら、仲間を包み込むような安心感と頼もしさを放つ。街を見回りする姿からは、“防風鈴”が“守る者”として存在する理由が伝わってくる。そして、上杉柊平演じる“防風鈴”総代・梅宮。「この街にいる奴はみんな家族だと思ってんだ、俺は」と穏やかな笑みを浮かべるその姿に、トップとしての器が滲む。一方で、闘いの場では桜に「喧嘩は対話だ。拳は時に言葉よりも相手を知る言語になる」と語りかける。力だけではなく、心で闘う意味を教えるその言葉が、桜を大きく成長させていく。
さらに、八木莉可子演じる紅一点・ことは。桜たちの憩いの場「喫茶ポトス」の店員で、彼らをあたたかく見守る存在だ。桜が初めて街で出会い、助けたことで始まる関係が、物語にやさしい灯りをともす。彼女が作るオムライスは絶品で、桜も夢中でほおばってしまうほど。以来大好物になるその味が、彼の心を少しずつやわらげていく。梅宮の過去も知ることはは、孤独だった桜に梅宮の姿を重ねながら、優しく彼らを包み込む。
「WIND BREAKER ウィンドブレイカー」は、12月5日から全国公開。
(C)にいさとる/講談社 (C)2025「WIND BREAKER」製作委員会
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
KILL 超覚醒
【面白すぎてヤバい映画】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“超刺激作”
提供:松竹
ズートピア2
【質問:すみません、今年の冬、どの映画を観たらいいですか?】答え:私は「ズートピア2」を絶対に観ますね!!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ