エル・ファニング、最新作「プレデター バッドランド」は「まさに“劇場で観るための作品”」
2025年11月5日 16:00

カルト的人気を誇る「プレデター」シリーズの最新作「プレデター バッドランド」のワールドプレミアが、米ハリウッド・チャイニーズシアターで11月3日(現地時間)に開催され、ダン・トラクテンバーグ監督、主人公の若きプレデター・デク役のディミトリアス・シュスター=コローマタンギ、半身アンドロイド・ティア役のエル・ファニングらキャストと製作陣が出席した。
「プレデター」シリーズは、1987年公開の第1作からクロスオーバー作品も含め全7作品が製作され、高度な科学技術を駆使した武器を持つ、宇宙で最も危険な戦士プレデターと人類の死闘を描いてきた。最新作では、これまで“狩る側”だったプレデターが“狩られる側”に回り、シリーズ初となるプレデターを主人公とした物語が始動する。
舞台は、生存不可能と謳われる最悪の地「バッドランド」。そこに、掟を破った若きプレデターのデクが追放されてくる。次々と敵に襲われる彼の前に現れたのは、上半身しかないアンドロイドのティア。「狩り」に協力すると陽気に申し出る彼女には、ある目的があった――。
©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.
©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.会場には歴代の様々なプレデターに扮したファンが多く詰めかけ、ニュージーランドでの過酷で困難な撮影と、撮影後の膨大なVFX作業を経てワールドプレミアを迎えたトラクテンバーク監督は、「今夜こうして素晴らしい観客の皆さんと共有できるのは本当に特別なこと」だと興奮気味に喜びを語った。そして、「子供の頃から愛してきたシリーズ作品をこうして自分が監督できるというのは本当に光栄です。でも今回は“単なるプレデター映画”という枠を超えて、すべてのSFファンに楽しんでもらえるユニークな作品をつくれたと思っています」と自信をのぞかせた。
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©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.続けて「この映画の視覚的スペクタクルは滅多にないものだ。ほとんどのシーンは、実際に俳優たちがアクションを行って撮影しています。様々なセット、クレイジーな格闘シーン、信じられないほど緊張感のあるシークエンス、巨大モンスターとプレデターの対決、すべてが本物のエネルギーを持っています。そしてサウンドも格別です。ぜひ大きな劇場のスクリーンで観てください。本当に驚くような体験になると思います」とアピール。
シリーズ初となるプレデターの主人公・デクを演じたコローマタンギも、「最高だぜ。信じられない気分だ。家族を連れてLAのプレミアに来た。すごく楽しみなんだ。ああ、本当に気分がいい。俺たちがずっと準備してきたものを、みんながようやく見られるのが嬉しいよ。ファンもきっと気に入ると思う。言葉じゃ表現できないよ」と喜び、「ダン・トラクテンバーグ監督がこの映画で何ができるか、みんなが楽しみにしてくれているが、彼は映画にすごいエネルギーと命を吹き込んだんだ」とトラクテンバーク監督への信頼を語った。
そして、「文字通り、大画面で観るために作られた作品だ。アクションもドラマもコメディも、音響デザインも壮大だ。迫力ある環境で観る必要がある。映画館に行って観てほしい。絶対に後悔させないから」と、映画館のスクリーンでの鑑賞を勧めた。
©2025 20th Century Studios. All Rights Reserved.デクの相棒となる上半身のみのアンドロイドのティアを演じたファニングは、シックな黒のドレスで登場。「すごくワクワクしています! 今夜は私の家族も来ていて、みんなでこの作品を初めて観るんです。こういうシリーズ作品に関わったのは初めて」と述べ、「この映画は独立した作品。シリーズを大胆な方向へシリーズを前進させているんです。撮影は本当に楽しかった。ダン監督が大好き。彼は想像力豊かで作品作りに対して情熱的なんです。みんなに映画を見てもらうのが待ちきれない」と期待に胸を膨らませた。
さらに、「ニュージーランドの壮大な風景の中で実際にロケをしました。実際に映画で見ていただけるような雄大で美しい景色の中での撮影で、そのスケール感が映像の中でもしっかり生きています。この映画は、まさに“劇場で観るための作品”です! 大きなスクリーンで観るべきだし、観客と一緒に息をのんだり笑ったりする共有体験が大切。プレデター映画でそう言えるのは珍しいけれど、この作品では少し涙するかもしれない。(映画館で)プレデターの咆哮を聴いて欲しい」とメッセージを送った。
「プレデター バッドランド」は11月7日世界同時公開。
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