映画.comでできることを探す
作品を探す
映画館・スケジュールを探す
最新のニュースを見る
ランキングを見る
映画の知識を深める
映画レビューを見る
プレゼントに応募する
最新のアニメ情報をチェック

フォローして最新情報を受け取ろう

検索

「ペリリュー 楽園のゲルニカ」主題歌は上白石萌音 本予告映像&本ビジュアル公開

2025年10月16日 07:00

リンクをコピーしました。
12月5日に全国公開
12月5日に全国公開
(C)武田一義・白泉社/2025「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」製作委員会

戦争漫画の新たなる金字塔を劇場版アニメーションとして映画化する「ペリリュー 楽園のゲルニカ」の本予告編(https://youtu.be/GY2ZCNmL3zs)と本ビジュアルが公開。あわせて、本作の主題歌を上白石萌音が担当することも発表された。

本作は太平洋戦争、すでに日本の戦局が悪化していた昭和19年9月15日からはじまった「ペリリュー島の戦い」と、終戦を知らず2年間潜伏し最後まで生き残った34人の兵士たちを描いたアニメ作品。原作は、白泉社ヤングアニマル誌で連載され、かわいらしいタッチでありながら戦争が日常であるという狂気を圧倒的なリアリティで描き、第46回日本漫画家協会賞優秀賞を受賞した武田一義による漫画「ペリリュー ―楽園のゲルニカ―」(全11巻/外伝全4巻)。

南国の美しい島で相次ぐ戦闘、飢えや渇き、伝染病――。家族や故郷を思いながら、若き兵士が次々と命を落としていく。そんな壮絶な世界を、心優しい漫画家志望の主人公・田丸均(たまる ひとし)と田丸とその相棒・吉敷佳助(よしき けいすけ)は懸命に生き抜こうとした。自決も許されない持久戦、生き残ったのは1万人中僅か34人だった地獄のような戦場、ペリリュー島で若者たちは何を思い、生きたのか。田丸の声を板垣李光人、吉敷の声を中村倫也が演じる。

このほど公開された本予告編は、田丸と吉敷の戦火の絆と、楽園のような島での苛烈な戦いを90秒に凝縮。故郷から遠く離れた島、ペリリュー島で仲間の最期を「勇姿」として手紙に書き記し、家族に届ける「功績係」に任命された田丸は、「君は……生きてこの島から帰れると思っているのかい?」という言葉にハッとする。そんな極限の戦場で田丸と吉敷の間に強い友情が芽生え、「共に生きて帰る」ことを信条に、ふたりが互いに手を取り合う様子が収められている。

上白石萌音が主題歌を担当
上白石萌音が主題歌を担当
(C)武田一義・白泉社/2025「ペリリュー -楽園のゲルニカ-」製作委員会

本予告編に流れる主題歌「奇跡のようなこと」を歌うのは、女優だけでなく歌手としても活躍する上白石。その優しい歌声は、物語の核心である「生きることへの尊さ」と「生き残る約束が結んだ友情」に共鳴する。作曲はKazuyo Suzuki、作詞は「MONGOL800」のキヨサクが担当した。

本ビジュアルは、戦争の過酷さを色濃く示している。田丸と吉敷は、戦火の中で険しい表情を浮かべ、肩を支え合う。足元には仲間の遺体や敵の戦車、戦闘機など激しい戦争の風景が描かれている。

ペリリュー 楽園のゲルニカ」は12月5日に全国公開。上白石、板垣のコメントは以下の通り。

▼コメント
上白石萌音
戦後80年の最後に、主題歌と共にこの作品をみなさまにお届けできることをとても嬉しく思います。
Kazuyo Suzukiさん(作曲)とMONGOL800のキヨサクさん(作詞)による楽曲を聞くだけで島の風や波、そして今に繋がるバトンのようなものも感じられ、映画のその後にも思いを馳せながら大切に歌いました。
お話をいただいてから原作を一気に読みました。キャラクター達がとても身近に感じられて、単なる歴史ではなく、私たちと同じ一人一人の人間の物語が描かれていました。映画で初めてこの作品に出会う方も田丸くんと吉敷くんのことが大好きになると思います。この二人に板垣李光人さん、中村倫也さんの声や、息や、魂が注ぎ込まれると思うと、とても楽しみです。
原作で田丸くんが「よく見て、考える」という言葉を何度も自分に言い聞かせるように使うのですが、私はその言葉が大好きです。田丸くんのように、世の中や、歴史や未来をよく見て考える、そのきっかけや一助に、この作品がなることを願っています。
繋ぐ、という意味合いが強い作品だと思っているので、映画をご覧になられた方と、一緒にこれからを繋いでいけたら嬉しいです。
板垣李光人
なんて優しいんだろうと。
この楽曲を初めて聴いたとき、色々なものが胸に沁み入りました。
田丸や吉敷、あの島で戦った全ての人々とその帰りを待つ人々、みんなの想いやペリリュー島の情景。
詩とメロディーでそれらを丁寧に紡いでくださったことに感謝したいです。
そしてなによりその世界を届けてくださる上白石萌音さんの、優しく喉元から心がじんわりと暖かくなるような歌声。
田丸としても、救われたような気持ちになりました。
この楽曲が劇場に響き渡るのを感じること、自分自身もとても楽しみにしています。
素晴らしい主題歌を本当にありがとうございます。

上白石萌音 の関連作を観る


Amazonで関連商品を見る

関連ニュース

映画.com注目特集をチェック

関連コンテンツをチェック

おすすめ情報

映画ニュースアクセスランキング