オダギリジョー、共演女優への評価に“格差”「深津さんはゴディバ、麻生さんは……」
2025年9月26日 21:45

オダギリジョーが脚本・演出・編集を務めたテレビドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」を映画化する「THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE」の初日舞台挨拶が9月26日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた。
2021年にNHKで放送された「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」は、オダギリが温め続けたオリジナル企画。鑑識課警察犬係のハンドラー・青葉一平にだけは、なぜか相棒の警察犬・オリバーが、酒と煙草と女好きの欲望にまみれた犬の着ぐるみのおじさん(オダギリ)に見えてしまうという奇抜な設定で話題を呼んだ。
初日舞台挨拶には、映画版で脚本、監督、編集、出演の一人四役を務めたオダギリをはじめ、ドラマ版から続投する主演の池松壮亮、共演する麻生久美子、永瀬正敏が出席した。

公開を前に、オダギリの故郷である岡山県警の1日警察犬に、オリバーが就任したり、広島・マツダ スタジアムでの始球式、犬50匹を招待した試写会など、作品同様に奇想天外なプロモーションを展開した。
オダギリにとっては、特に親子試写会が印象深いといい「子どもが無邪気に笑って、あんなに楽しんでくれるとは思っていなかった」と理由を説明。「大人は難しく考え過ぎるのかも。意味とか余計な意識が働いているのかな。この作品に関しては、気にせず、騒ぎながら見てほしい」とアピールしていた。
俳優の深津絵里が8年ぶりの映画出演を果たしたことも大きな話題に。オダギリは「ラストシーンは、現場スタッフも涙を堪えながら、感動して撮影していた。本物の芸術を目の前で見せてもらった」と監督目線で絶賛する。

さらに「(その感動は)麻生さんからは、感じられないんですよね。深津さんはゴディバで、麻生さんは……10円チョコ」と、突然のディスリ。すかさず、麻生は「もう、すぐに私の名前出すんだから。ひどいですよね。やめてください!」と評価の“格差”におかんむり。「安いチョコもおいしい」(麻生)、「確かに好き」(オダギリ)と、ドラマ「時効警察」からの盟友が、舞台挨拶を盛り上げた。

池松も「とてもとても感動した」と深津の演技を称賛。永瀬は「ずっと面識はあったけど、ご一緒するのは初めて」だといい、共演シーンの短さには残念そうな表情を浮かべていた。
そして、麻生は「本当に美しくて素敵で、尊敬する先輩」だと、“ゴディバ”深津へのあこがれを明かし「今回、共演できて、本当にうれしくて、オダギリさんに『共演させてくれて、ありがとう』とお礼を伝えた。そしたら、チョコの話になって(笑)」と笑顔で振り返った。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
池松壮亮、子どもたちとの映画制作&鑑賞ワークショップに参加 10代のひらめきとアイディアに感動「僕が一番楽しませてもらった」【第38回東京国際映画祭】
2025年11月3日 17:20
【アマプラ11月配信まとめ】小栗旬「フロントライン」、菅田将暉「ミステリと言う勿れ」、アニメ「藤本タツキ 17-26」が見放題配信!
2025年10月31日 10:00
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ