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山田洋次×倍賞千恵子×木村拓哉「TOKYOタクシー」 蒼井優演じる若かりし日の主人公の激動の人生をひも解く場面写真を披露

2025年9月12日 12:00

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画像1(C)2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会

山田洋次監督の91本目となる最新作で、倍賞千恵子木村拓哉が共演する「TOKYOタクシー」に出演する蒼井優が扮する若かりし日の主人公・すみれの激動の人生を捉えた場面写真が披露された。

本作は、2022年に日本でも公開しヒットしたフランス映画「パリタクシー」を原作に、昭和から平成、令和と、日本に生きる人々を長年描き続けてきた山田監督が、刻々と変化する大都市東京を舞台に、人生の喜びを謳いあげる、感動のヒューマンドラマ。

タクシー運転手の宇佐美浩二(木村)はある日、85歳の高野すみれ(倍賞)を東京・柴又から、神奈川の葉山にある高齢者施設まで送ることになった。人生の終盤を迎えたすみれは、「東京の見納めに、いくつか寄ってみたいところがある」と浩二に頼み、幼少期から現在まで人生のターニングポイントとなった思い出の場所に寄り道することに。タクシーで旅を共にするうちに次第に心を許したすみれは、初対面の浩二に、喜びと悲しみを織り交ぜた壮絶な人生を語り始める。そんな“たった一日の旅”が偶然出会った二人の心、そして人生を大きく動かしていく。

今回披露された場面写真は、たった1日の旅の中で語られる、“すみれの過去”を写し出している。蒼井優演じる若かりし日のすみれが、10代の頃に経験した運命の出会い、初恋相手との燃えるような恋と別れ、20代の苦悩に満ちた結婚生活など、激動の時代を生きたすみれの人生が垣間見えるシーンを切り取っている。

画像2(C)2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会

初恋の相手キム・ヨンギ(イ・ジュニョン)と熱い視線を交わしながらダンスを踊るカットは、彼女の人生で最も幸福な時間のひとつだった。そして、後の結婚相手となる小川毅(迫田孝也)と親密な眼差しを交わす一枚は、人生の新たな章への期待を感じさせるが、結婚後の二人が見つめ合うカットと、小川が硬い表情で視線を飛ばすカットからは、後々の悲劇の始まりを告げるかのような不穏な緊張感が漂い、家族に忍び寄る影と、それに抗おうとするすみれの葛藤が伝わって来る。そんなすみれが、裁判所の証言台に毅然とした表情で佇む姿も写し出され、すみれの人生を大きく変えることとなる“事件”が浩二との旅の中でどのように語られるのか注目が集まる。

さらに苦難に直面しながらも懸命に生きるすみれの幸せを誰よりも願う母・信子(神野三鈴)の姿も映し出した一枚も。家族の絆と、母から娘へと受け継がれる無償の愛、そして人生の厳しい現実を描き出す山田監督らしい人情味溢れる物語を予感させるカットだ。

画像3(C)2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会
画像4(C)2025映画「TOKYOタクシー」製作委員会

倍賞、木村とともに作品を支える蒼井は、「おとうと」(10)、「東京家族」(13)、「家族はつらいよ」(16)、「家族はつらいよ2」(17)、「妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII」(18)に続き、6度目の山田作品出演となる常連組。そんな蒼井は撮影後の打ち上げで「リテイクないですか?」と尋ねるほど、山田組の現場を離れることを惜しんでおり、彼女が若かりし頃のすみれを通して見せる存在感にも注目だ。

一方、主演の倍賞とは「ホノカアボーイ」(09)以来16年ぶりの共演。蒼井は「今回、倍賞さんと同じ役をやらせていただけるってなった時に夢みたいと思いました」と素直な心境を吐露した。

TOKYOタクシー」は11月21日公開。

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