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日台合作ホラー「ザ・カース」2026年1月公開決定! 海外映画祭への出品も続々と決定中

2025年9月12日 10:00

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個性的でボーダーレスな顔ぶれが集結
個性的でボーダーレスな顔ぶれが集結

悪魔がはらわたでいけにえで私」「ザ・ゲスイドウズ」の宇賀那健一監督が台湾ホラー「呪詛」のチームとタッグを組んだ、日台合作ホラー「ザ・カース」が2016年1月から全国で公開されることが決定した。併せて海外版ビジュアルと関係者のコメントが披露された。

本作は、SNSを介して日本と台湾の間で古色蒼然とした“紙人形の呪い”が拡散するという、デジタルとアナログの垣根を飛び越える斬新かつクラシカルなトラウマ系ホラー。世界中からキラキラした日常のひとコマが投稿されるInstagramに映り込んでいた、不気味な“赤い服の女”と誰かを呪うメッセージ。“それ”に気づいてしまったが最後、眼の前に《赤い服の女》が現れ、狂気の淵に追い詰められて怪死を遂げていく。大切な友人たちを喪った璃子は、自らも呪いを受けながらも、この“呪い”の発生地と思われる台湾に飛び込み、紙人形で人を呪う何者かに近づいていく。しかしその先には想像を絶する“闇”が待ち受けていた……。

メガホンをとった宇賀那監督は、「悪魔がはらわたでいけにえで私」がアメリカ最大のジャンル映画祭ファンタスティック・フェストでチケットが即完売、「ザ・ゲスイドウズ」がカルト映画の登竜門トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門に招待されるなど、ファンから注目を集めている存在。本作もシッチェス・カタロニア国際映画祭やファンタスティック・フェスト、ストラスブール・ヨーロピアン・ファンタスティック映画祭など、海外の映画祭への出品が既に決定している。

台湾に伝わる“呪いの紙人形”が放つ過激な恐怖映像と忌まわしいロケーション美術を手がけたのは、台湾ホラー「呪詛」のチーム。宇賀那監督の演出と合わさって、容赦なくトラウマを植え付ける。

海外版ビジュアル
海外版ビジュアル

東京で暮らす美容師の璃子は、台湾の友人、淑芬(シューフン)のSNSをチェックして強烈な違和感を覚える。淑芬の背後に髪の長い不気味な女が写っており、「お前ら全員さっさと死ね」と不穏な文章が添えられていたのだ。淑芬とは連絡が取れず、台湾人の元カレ、家豪(チャーホウ)に電話をすると「淑芬は半年前に死んだ」と告げられる。淑芬は浜辺で変死体として発見され、不可解な状況に“呪い”だと噂する者もいたという。

さらに親友のあいりに大量の不気味なメッセージと動画が届く。再生すると、木槌で紙の人形を叩く異様な様子が映っていた。その日からあいりに奇行が目立ち始め、ある晩、璃子の眼前で命を絶ってしまう。ついに璃子のもとにも紙人形の動画が届き、次のターゲットは自分だと悟る。呪いの発生地と思われる台湾に向かった璃子は、迫りくる死より前に怨念の正体を暴き、呪いを祓うことができるのだろうか――。

主人公・璃子を演じたのは「可愛すぎるビールの売り子」として注目を集め、近年、大河ドラマ「光る君へ」やNetflixドラマ「地面師たち」に出演した海津雪乃。璃子とともに呪いの正体を追う元恋人役に、アジア圏で人気のドラマ「We Best Love 永遠の1位/2位の反撃」で映画デビューと初主演を飾り、同作の挿入歌も担当したミュージシャンのYU。この他、「悪魔がはらわたでいけにえで私」の詩歩、松居大悟監督作品常連の大関れいか、ゴールデンボンバーの喜矢武豊、「日本統一」シリーズの本宮泰風、元テコンドー選手で台湾で圧倒的な知名度を誇る大谷主水野村宏伸、台湾の実力派女優ファン・ルイジュン(范瑞君)、若手人気女優ミミ・シャオ(邵奕玫)、リン・スーティン(林思廷)ら、個性的でボーダーレスな顔ぶれが集結している。

宇賀那監督と関係者のコメントは以下のとおり。


■監督:宇賀那健一
日本と台湾の合作映画を監督しました。台湾のキャスト・スタッフとの仕事は素晴らしく、ご飯もロケーションも最高で、早くまた台湾の方々と台湾で映画が撮りたくて仕方がありません。ファンタスティック・フェスト、シッチェス映画祭、ストラスブール・ヨーロピアン・ファンタスティック映画祭、高雄映画祭などなど数々の素晴らしい映画祭で、僕にとっての初めての真面目(?)なホラー映画がどう受け取られるかとても楽しみです!どうぞお楽しみに!

■日本・プロデューサー:鈴木祐介(ライツキューブ)
企画当初はこれほど多くの映画祭にノミネートされるとは思っていませんでした。最高のキャスト・スタッフのおかげで実現でき、心から感謝しています。特に初主演の海津雪乃さんは大きなプレッシャーの中で最後まで走り抜けてくれました。日本と台湾の魅力が融合した作品ですので、ぜひ劇場でお楽しみください。

■台湾・アートディレクター:陳若宇
本作は劉士華プロデューサーからお話をいただき、日本チームと共同で参加しました。物語の半分は台湾が舞台で、日台の俳優が出演。宇賀那監督の独自の魔幻的かつ力強い作風に惹かれ参加を決意しました。監督は美術面でも自由を与えてくださり、文化の融合や「呪い」を通じた人間関係や嫉妬を描くことで、日台の感覚が交差する新たな映像体験を目指しました。

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