沢口靖子主演の月9ドラマ「絶対零度」最新作に安田顕、黒島結菜、馬場園梓、板谷由夏!
2025年9月11日 05:30

沢口靖子が35年ぶりにフジテレビの連続ドラマに主演する10月期・月9ドラマ「絶対零度 情報犯罪緊急捜査」の追加キャストが発表され、安田顕、黒島結菜、一ノ瀬颯、馬場園梓、金田哲、松角洋平、白本彩奈、板谷由夏が出演していることが分かった。併せてキャスト陣からコメントが寄せられた。
本作は、人気シリーズの新章となるシーズン5。シーズン1(2010)ではコールド・ケースと呼ばれる“未解決事件”を、シーズン2(2011年)では“潜入捜査”をテーマに、女性刑事・桜木泉(上戸彩)の活躍を描き、シーズン3(2018年)、シーズン4(2020年)では、元公安のエリート刑事・井沢範人(沢村一樹)を主人公に、未来の犯罪を予測して捜査する「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)の物語を描いた。
シリーズ誕生から15年。本作では、時代の変化とともに犯罪の手口も巧妙化し、新たに生まれた犯罪に挑む姿を新キャストで描く。物語の舞台となるのは「情報犯罪特命対策室」(通称・以下:DICT<ディクト>)。高度な情報技術を悪用し、国民の生命と財産を脅かす「情報犯罪」の犯人たちを追う捜査機関で、匿名・流動型犯罪(通称・トクリュウ)に代表される「特殊詐欺」や「サイバーテロ」など、私たちの身近な生活から国家の安全を脅かす大規模な犯罪まで、数々の情報犯罪に立ち向かう。

安田が演じるのは、内閣官房副長官の佐生新次郎(さしょう・しんじろう)。首相官邸を陰で支える参謀であり、政権中枢の実務を一手に担う、頭脳明晰な官僚。総理から一目置かれていて、立場上マスコミに顔が出ないことを逆手に取り、各省庁との調整役を巧みに果たしている。警察庁から官邸に出向してきた過去を持ち、国内の治安、国家安全保障に関わる領域のプロフェッショナル。一見、誠実で忠実な官僚に見えるが、時折見せる沈黙や回避的な態度、言動の端々から、“何かを隠している”ような不穏な気配が漂う。
さらに佐生は、二宮が所属するDICTの立ち上げを総理とともに主導した人物。佐生が警視庁内の各課よりスペシャリストを選出して立ち上げたのだが、二宮は佐生が選んだ人物ではなく、それ故に佐生は組織内での二宮の動きを注視している、という役どころだ。
黒島が演じるのは、DICTの調査官・清水紗枝(しみず・さえ)。専門学校卒の元SEで、その知識とスキルを買われて警視庁に入庁。高度化・巧妙化する情報犯罪、特にインターネット上の犯罪に対応するエキスパートとして活動してきた。ただし、逮捕権を持たないためDICTに常駐し、そのデータ収集と解析力を「天才」と評されるが、自身は「努力型」だと謙遜しているキャラクターだ。
一ノ瀬が演じるのは、DICTのメンバーで巡査部長の南方睦郎(みなかた・むつろう)。元・警視庁捜査二課。金融詐欺の内偵に携わり、頭脳派として評価を上げ、経済犯罪や汚職、横領、企業不正などを担当してきた。本人はそんなつもりがないのに、先輩に対して生意気に取られるような言動をしてしまうマイペースで天然な一面があるが、仕事はきっちりできるタイプで、論理的な思考力がありデータ分析ができる切れ者。上司との人間関係の構築に悩むZ世代のインテリ刑事という役柄。
馬場園が演じるのは、DICTのメンバーで警部補の田辺智代(たなべ・ともよ)。元公安部で、警備や外国人監視業務に従事してきたため、さまざまな人脈を持つ。その後は総務部、監察部を移りわたり、総務部では物品調達課で業者とのつながりを作り、監察部では警察内部の規律違反や不正調査を担当。警察内外のネットワークを広げた経歴を買われてDICTに選ばれた。調達・監察・公安の経験から“人・モノ・情報を繋ぐハブ“として力を発揮。室長にズバッとツッコミを入れたり、部下に軽妙に絡んだりとチーム内に軽やかな空気と頼もしさをもたらす存在だ。
金田が演じるのは、DICTのメンバーで巡査部長の掛川啓(かけがわ・けい)。元公安部・外事警察課の掛川は、中国、ロシアのスパイ活動を監視、摘発する任務に就く。潜入や、「なりすまし捜査」で頭角を現し、演技力と即応力に長けている。場を和ませる軽口を叩く一方、仕事では冷静で有能さを発揮する。上には調子よく合わせ、下には強く出ることができず、後輩の南方に舐めた態度を取られるなど、歯痒さを感じている。
松角が演じるのは、DICT室長で警視・早見浩(はやみ・ひろし)。捜査一課で、殺人・強盗・組織犯罪など重大事件をいくつも担当。徹夜続きの張り込み、長時間の取り調べ等を経験し、聞き出す力と観察眼はピカイチ。内閣官房副長官の佐生にも一目置かれている早見は、佐生からの指令や情報を的確に処理して、チーム内メンバーを的確に采配。佐生や総理の「組織を大きくしたい」という期待を一身に背負っている人物だ。
白本が演じるのは、総理・桐谷杏子の一人娘で高校3年生の桐谷カナ(きりたに・かな)。政界に身を投じる母に対し、物心ついた頃から「国家にとっては母が大切でも、私にとっては“母親”がいなかった」と感じてきた。父親は大手企業のエリート。出張等で家にいないことが多く、家族としてのぬくもりをほとんど知らずに育った。そのため、母への反発心と寂しさが入り混じり、それ故の行動が悲劇を引き起こすことになる、というキャラクターに息吹を吹き込む。
板谷が演じるのは、総理大臣の桐谷杏子(きりたに・きょうこ)。日本初の女性総理大臣。政治改革の象徴として圧倒的な存在感を放ち「日本のサッチャー」「鉄の女」と称される存在に。DICTを、内閣官房副長官の佐生と発足させる。従来の犯罪に比べて可視化しにくい「情報犯罪」をよりすぐりのスペシャリストを集めて解決に臨む新組織は良くも悪くも世間や政権内からの注目を集めているが、政治にすべてを捧げてきた結果、プライベートでは、夫や娘との関係が希薄に。公の場では完璧を演じる一方で、母としての自信は持てず、誰にも見せられない孤独と苦悩を抱えている。それはやがて総理という立場と、母という本能の狭間で杏子を悩ませていき、桐谷杏子という一人の女性の「生き様」が、次第に明らかになっていく。
(C)フジテレビ「絶対零度 情報犯罪緊急捜査」は、10月6日の21時から放送(※初回15分拡大)。追加キャスト陣のコメントは以下のとおり。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ