実写版「おしゃれキャット」が製作中止に
2025年9月2日 16:00

ディズニーアニメーション「おしゃれキャット」の実写映画化企画がとん挫したことを、メガホンをとる予定だったドラマーでプロデューサーのクエストラブが語った。
クエストラブはポッドキャスト「Score: The Podcast」で、この企画が「進んでいないどころか中止になった」と明言。ディズニー社内で繰り返された「経営陣の交代」が主な理由だという。
企画当初は彼自身が音楽の方向性やスタッフチームを提示していたが、3度目の組織再編の時点で「自分には縁がなかったのかもしれないと思った」と、企画が暗礁に乗り上げたことを認めた。
実写とCGアニメーションのハイブリッドになる予定だった本作は、ウィル・グラックとキース・ブニンが脚本家として参加。プロデュースはグラックのオリビア・ブリッジと、クエストラブのトゥー・ワン・ファイブ・エンターテインメントが手掛け、クエストラブが監督だけでなく音楽監修も務める予定だった。
「このプロジェクトをやりたかったけれど、他に20本は進められる企画がある。2029年~30年までは忙しいだろう」と、今後は他の作品に取り組む様子。一方で、「今回は縁がなかったが、将来もしかすると実現するかもしれない」と含みを持たせた。
オリジナル版の「おしゃれキャット」(1970)は、パリの大富豪のもとで暮らす子猫のマリーたちが、大富豪の遺産を狙う執事の手によって郊外に置き去りにされてしまうが、野良猫トーマス・オマリーの助けを借りながら、母猫のいるパリを目指す物語。シャンソンやジャズが猫たちの冒険を彩る。

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