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「これ以上聞くと、死ぬよ」謎の少年が手話で警告、恐怖のモスキート音発生 団地騒音ホラー「層間騒音」予告編&ポスター

2025年8月21日 12:00

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ポスタービジュアル
ポスタービジュアル
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原因不明の騒音が鳴り響く、古い団地が舞台の韓国ホラー映画「層間騒音」(そうかんそうおん)ポスタービジュアル、予告編が公開された。

ドン、バタン、カタカタ……という日常生活で聞こえる何気ない生活音。しかし、音の発信源が分からず、得体のしれない恐怖も伴う“怖音(ふおん)”だとしたら…。「層間騒音」(そうかんそうおん)という言葉は、集合住宅で上下階から聞こえてくる生活音(足音、話し声、ドアの開閉音、家電製品の音など)を指す韓国の言葉である。

ある日聴覚障がいを持つソ・ジュヨンは、妹のジュヒが突然失踪したと知らされる。2人は以前一緒に暮らしていたが、ジュヒは騒音が聞こえると言い始め、ジュヨンには補聴器を付けてもその騒音が聞こえず、食い違いから喧嘩になったきり会っていなかった。ジュヒが住んでいた団地の部屋に入ると、天井にはびっしりと防音シートが敷き詰められていた。直後に尋ねてきた隣人から、「夜は静かにしてもらえますか、これ以上うるさくしたらその口を裂く」と脅される。しかしジュヒが失踪した後の部屋には誰も居ない。妹が見つかるまで団地の部屋に泊まる事にしたジュヨンは、補聴器を介して奇妙な音が聞こえ始める。やがて音だけでなく何かの存在も感じるようになる。

メガホンをとったキム・スジンは、ミジャンセン短編映画祭「4万回の殴打」部門で、最優秀作品賞の受賞歴を持つ実力派で、「哭声 コクソン」、「コンジアム」の音響監督を務めたパク・ヨンギが、身の毛のよだつようなサウンドを生み出した。聴覚障がいのある主人公ソ・ジュヨンを演じるのは、ドラマ「ジャガイモ研究所」のイ・ソンビン、同じく団地の騒音に悩まされている怪しい隣人には、リュ・ギョンス。なおキム・スジン監督は、脚本執筆中と撮影中に突然物が倒れる心霊現象や不可解な音を聞いたと証言している。

予告編では、ベートーヴェンの名曲「エリーゼのために」の電話着信音に乗せて、悍ましい光景をところ狭しと映していく。舞台となる団地の玄関ドアにフォーカスが向けられると、びっしりと殴り書きされた“静かにしてください”という、段ボールが張り出されていた。不気味な着信音に導かれるように、受話器を取った団地住民のジュヒだったが、この世のものとは思えない“怖音(ふおん)”を聴いてしまった影響で、彼女の叫び声が団地に轟く。

そして、聴覚障がいを持つ主人公のソ・ジュヨンが登場。ジョヨンは、失踪した妹のジュヒが住んでいた部屋を訪れて、行方不明となった元凶を探っていると、床一面に黒く変色した箇所を見つけてしまう。さらには、住民がいないはずの上階部屋から、物音と足音が聞こえてきたり、窓から黒い人影が出現したり、包丁でドアをノックしてくる隣人男性が登場するなど、次々と怪奇現象が湧き上がってくる。一体全体どうなっているのか、理解不能な状況に直面したジョヨンの前には、謎の少年が現れ、手話で「これ以上聞くと、死ぬよ」と忠告する。

その後、「93分の“怖音(ふおん)”体験」というおぞましいテロップとともに、べートーベンの「運命・交響曲第5番」に転調した予告編は、佳境を迎えていく。映像のラストには一定の周波数に設定された得体の知れないモスキート音が聞こえてくる。この音は、霊の予兆音なのか――誰もが“この音”を聞くことが出来るのか実際に再生して確かめて欲しい。(※モスキート音は、長時間聞くと不快感を覚える可能性があります。極僅かな尺ではありますが、苦手な方は音にご注意下さい)

10月10日から、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。


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