ブラッド・ピット緊急来日「東京に行くためならいつでも!」にファン拍手喝さい
2025年6月25日 17:13

米俳優ブラッド・ピットが6月25日、主演最新作「映画『F1(R) エフワン』」を引っさげ緊急来日し、東京・丸の内ピカデリーで舞台挨拶に立った。
「トップガン マーヴェリック」の製作チームが再結集し、F1の全面バックアップを得て製作された本作は、かつて世界にその名をとどろかせた伝説的なカリスマF1ドライバーのソニー(ブラッド・ピット)が、最下位に沈むF1チーム「エイペックス」に加わり、彼らを導いていくさまを描き出す。ピットが来日するのは、2022年の「ブレット・トレイン」のプロモーション以来約3年ぶりのこと。来日の発表から約24時間後には来日するという、F1(R)マシン並みに“超高速”な来日が実現。「東京に行くためならいつでも!」と語るピットに会場は大喝采となった。

映画上映後、興奮冷めやらない会場にやってきたピットは「映画は楽しんでくれた?」と問いかけ、会場は大興奮。「(「ブレット・トレイン」の)新幹線を超えるスピードで、今回はスポーツカーに乗りました」と語ると、「この映画を紹介することができてうれしく思います。この映画のアイデアは、ジョセフ・コシンスキー監督が出したもので、本物の車に本物の俳優を乗せて、本当のレーストラックで走らせようという無謀なアイデアだった。できるだけレースを体感できるような映画にしたいということだった」と呼びかける。

本作の反響について「皆さんの反響を耳にして本当にうれしいです。自分としても誇りに思っている映画ですし、本当に前例がない映画なんです。F1のシーズンの、そのサーキットにわれわれが走る映画というのはないんです。すべての俳優たちががんばりましたし、F1の映像を撮るためにカメラも開発したんです。だから皆さんが楽しんでもらえるのが一番うれしい」と新作への思いを熱く語る。
先日行われたUKプレミアでは「トップガン マーヴェリック」の主演俳優トム・クルーズが出席したことも話題となったが、「僕はトムとは長い付き合いで、昔から知っていた。彼はモータースポーツのファンで、90年代には一緒にゴーカートでレースをやったこともあった。それとトムは(製作のジェリー・)ブラッカイマー、コシンスキー監督とも仕事をしていて、みんな家族のようなものなので、本当に来てくれてよかった」と満面の笑みを浮かべた。

さらにレースシーンで印象に残っていることについて「ボクとダムソンは2年くらい練習して、6000マイルくらい走った。でもひとつだけ悔いが残っている」と語るピットは、「それは鈴鹿のサーキットを走れなかったということ。プロのドライバーに聞くと、一番のお気に入りは鈴鹿だという。技術的なことも含めてすばらしいトラックだと聞いているので、ぜひ走りたいと思っています」と語る。

さらに観客から募った質問をぶつけるひと幕も。まずは「日本で行ってみたいところ」という質問に、「本当に日本は大好きな国なので、いろんなところに行きたいと思っている。僕も友だちもみんな日本のことは特別な国だと思っているし、いろんなことを経験してみたい。特に郊外の方にも行ってみたいと思う」と返答。さらに「今回は陸のアクションでしたが、今後空のアクションはどうですか?」という質問には「それはトムに任せるよ」と返して、会場は大笑い。「彼には叶わないからね。僕は地上が好きなんだ」と語るや、舞台上でドンと足を踏みしめてみせるなど、日本のファンとのつかの間の交流を楽しんでいる様子だった。
「映画『F1(R) エフワン』」は6月27日から全国で公開。
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