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【本日公開】「フロントライン」小栗旬がモデルとなった医師と再会 キャスト陣へ宛てた熱いメッセージもお披露目

2025年6月13日 16:30

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実際のヒーローたちと記念撮影
実際のヒーローたちと記念撮影
(C)2025「フロントライン」製作委員会

小栗旬主演の「フロントライン」(公開中)の登場人物のモデルとなった医師らとキャスト陣が再会する様子をとらえた映像と、記念写真が公開された。あわせて、最前線で新型コロナウイルスに立ち向かったヒーロー達がキャストらに宛てたメッセージもお披露目された。

本作は、新型コロナウイルスを事実に基づく物語として、オリジナル脚本で映画化。関根光才監督がメガホンをとり、主演の小栗に加えて、松坂桃李池松壮亮窪塚洋介森七菜桜井ユキ美村里江吹越満光石研滝藤賢一が共演する。

2020年、横浜港に停泊中の豪華客船で、新型コロナウイルスの集団感染が発生。本来災害医療対応の組織であるはずのDMAT(Disaster Medical Assistance Team)へ出動要請があり、DMAT指揮官で救急医の結城英晴(小栗)らは感染者数、治療法、搬送先、責任者、何もかもが不明な状況の最前線に対峙していくことになる。

本作は、5年前に実際に起きた「ダイヤモンド・プリンセス号」の集団感染を題材に、増本淳プロデューサーによる300ページにもわたる取材資料をもとに製作された。劇中の登場人物にはそれぞれモデルとなった人物が存在し、実際にフロントラインにいたヒーロー達は、撮影現場を訪れ、当時体験したことをキャストに伝え、リアリティを持たせるためのアドバイスをするなど全面バックアップし、ワンチームで作り上げた。

画像2(C)2025「フロントライン」製作委員会
画像3(C)2025「フロントライン」製作委員会

5月28日に行われたジャパンプレミアには、主人公の結城(小栗)のモデルとなった神奈川DMAT調整本部長(※当時)の阿南英明医師をはじめ、立松信貴(松坂)のモデルとなった厚生労働省医政局保健医療技術調整官(※当時)の堀岡伸彦氏と厚生労働省医政局救急・周産期医療等対策室長(※当時)の永田翔氏、真田春人(池松)のモデルとなった浜松医科大学医学部付属病院救急部助教の高橋善明医師、羽鳥寛子(森)のモデルとなった元ダイヤモンド・プリンセス号フロントデスク・クルーの和田祥子氏、そして仙道行義(窪塚洋介)のモデルとなったDMAT事務局次長・近藤久禎医師が集結。

画像4(C)2025「フロントライン」製作委員会
画像5(C)2025「フロントライン」製作委員会
画像6(C)2025「フロントライン」製作委員会

撮影以来、約1年半ぶりに再会を果たした小栗は、「(撮影に阿南先生が立ち会ってくれて)すごく安心しました。俺はその日阿南先生が体験したことを追体験するようにすればいいんだと思って、心強かったです」と振り返った。

一方、結城のモデルとなった阿南医師は、「5年前苦しくて、苦しくて、早く終わりたい、早く忘れたい…そんな思いでした。でも、撮影現場で小栗さんの後姿を見たとき、完成した映像をみたとき、何度も涙しました。小栗旬さんが 演じてくださった絶対のヒーロー像でない『結城』は心から共感できます。本当に素晴らしい小栗DMATが、改めて本当の「勇気」を呼び戻してくれました」と熱いメッセージを寄せた。

映画「フロントライン」は全国上映中。モデルになった方からキャストへ宛てたメッセージは以下の通り。


■阿南英明医師から小栗旬
5年前苦しくて、苦しくて、早く終わりたい、早く忘れたい…そんな思いでした。
急に悲劇に見舞われた人たちを放置できない、できることはしたいと思いましたが、世界中から注目されて、現場・組織・政治・マスコミ・世間との間で信念がグラつくこともあったのは事実です。
でも、撮影現場で小栗さんの後姿を見たとき、完成した映像をみたとき、何度も涙しました。小栗旬さんが 演じてくださった絶対のヒーロー像でない「結城」は心から共感できます。本当に素晴らしい小栗DMATが、改めて本当の「勇気」を呼び戻してくれました。再び危機に直面した時に、大切な仲間と逃げずに最善を模索しようと思います。感謝。

■堀岡伸彦氏、永田翔氏から松坂桃李
官僚は色々な映画で悪役として描かれがちですが、ほとんどの官僚はまさに「人の役に立ちたくて役人になった」と思っています。スクリーンには映りませんが、当時実際には私たち厚労省とDMATだけでなく、自衛隊や警察、国土交通省、医師会の方々などみんなが「役に立ちたくて」大げさではなく命を懸けて頑張っていました。「ルールを変える」そんな立松の行動の裏側には、本当は多くの人の地道な準備や調整があります。実際にはクールな立松のようにスムーズにはいかず、現場の私は何度も何度も「なんとかお願いします」と頭を下げていたことを思い出します。次の健康危機の時もきっと私たちはまたフロントラインに立つはずです。「お願いしたのは厚労省ですから」と立松のようにさらっと言えるように、次のフロントラインの責任も果たそうとこの映画から力をもらいました。立松本当にありがとう!!

■高橋善明医師から池松壮亮
あの時、あの場所で、私たちが感じていたこと、抱えていた思い、そして医療従事者としての誇りが、そのまま池松さんの演技の中に息づいていました。インタビューで語られていた「名もなきヒーローたちの苦悩や取り組みを、自分の体を通して伝えたい」という言葉、その真摯な想いが、スクリーンを通して確かに私たちに届きました。コロナ禍をフロントラインで戦った全ての医療従事者たちに光を当ててくださったことに、深く感謝しています。本当にありがとうございました。

■和田祥子氏から森七菜
映画を拝見する度に、当時の事を鮮明に思い出します。
状況を把握出来ていないまま、対応をしなくてはいけなかった当時の不安感や、徐々に事の大きさを認識し始めた頃のこと、
自分がしっかりしないと!と気を引き締めた時、何とかしよう!乗り越える!と協力し合った日々のことなど、それぞれの場面での心境の変化を、森さんが本当にうまく表現してくださいました。
また、これまでDMATの存在を知らなかった方にDMATの存在を知ってもらえるとても良い機会だと思い、今後の活動においてもやりやすくなるんじゃないか、と期待します!
初めてお会いした森さんは小柄だけど、芯がしっかりある印象で、エネルギーを感じました。
これからも色んなところで活躍する俳優さんだろうなと思いました。

■近藤久禎医師から窪塚洋介
窪塚さん、皆様、無事初日を迎えられたこと、お慶び申し上げます。
撮影を見に伺った際は、
能登地震の対応のさなかで体も頭も疲れていたのですが、
真剣なお芝居の姿に勇気づけられ、
戦い続ける勇気をいただけたことを今でも覚えています。
仙道は私のキャラとは必ずしも同一ではありませんが、
窪塚さんには、福島の悔恨を経て抱いた我々の想い、
災害支援活動で最も大切なのは、
放射線や感染など目の前の一つのリスクを避けることではなく、
命を救うことだけでなく、
悲劇を減らし、各々の方が思い描いておられた人生、幸せを守ること、
これを伝えていただけました。
本当にありがとうございました。

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