トム・フェルトン、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」で19年ぶりマルフォイ役復帰
2025年6月11日 10:00

映画「ハリー・ポッター」シリーズでドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンが、ブロードウェイ舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」でドラコ役を再演することが発表された。映画版オリジナルキャストが舞台版に参加するのは史上初めてとなる。
舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」は、小説シリーズ最終作「死の秘宝」から19年後の世界を描いた作品だ。魔法省魔法法執行部部長となったハリー・ポッターと、ホグワーツ入学を控えた次男アルバス・セブルス・ポッターが中心となり、アルバスとドラコの息子スコーピウス・マルフォイの友情、そして時空を超えた冒険が展開される。
フェルトンは6月8日(現地時間)のトニー賞授賞式で、父親となったドラコを演じることについて「父親役を演じるのは本当に楽しいです」と語った。20年近くが経過し、魔法界のファンの熱が冷めているかもしれないと思っていたが、現実は違ったという。「私たちはみんな、ファンの炎が長年の間に消えてしまうかもしれないと思っていましたが、明らかにそうではありませんでした」と米バラエティのインタビューで述べている。
「最もエキサイティングな部分は、生で演技を行うことです。映画を撮影するのに9カ月かかりましたが、これはすべて凝縮されています。これはまったく新しいタイプの物語として再構築された、とても愛情に満ちた作品なのです」
さらに、「映画では多くのグリーンスクリーンを使い、多くの効果は後で追加されました。ですが舞台では、すべてライブで実際に行われるので、それに取り組むことを本当に楽しみにしています」と期待を寄せている。
また、J・K・ローリングの反トランスジェンダー発言が論争を巻き起こしているなか、フェルトンは「私は幸運にも世界中を旅する機会に恵まれ、今こうしてニューヨークにいますが、『ハリー・ポッター』ほど世界を結びつけるものを見たことがないということです。そして彼女がそれを可能にしたのですから、私は心から感謝しています」と述べた。
フェルトンのブロードウェイでの公演は11月11日から始まり、2026年3月22日まで19週間続く予定だ。
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