心臓移植の後に亡くなった娘、死を超えた恐怖の葬儀 韓国ホラー「三日葬 サミルチャン」 7月25日公開
2025年5月30日 17:00

パク・シニャン、イ・ミンギら豪華キャスト出演の韓国ホラー最新作「三日間(原題)」 が 「三日葬 サミルチャン」 の邦題で7月25日公開される。キービジュアル、場面写真、予告映像が披露された。
本作の主演を務めるのは、社会現象となったメガヒットドラマ「パリの恋人」以降、幅広い活躍をみせるパク・シニャン。「結界の男」以来11年ぶりにスクリーンへその存在感を焼き付ける。一方ミステリアスな佇まいの中に熱い使命感をたぎらせる祓魔師・パン神父を演じるのは、名優イ・ミンギ。更には、子役としてキャリアを重ねたイ・レが、「新感染半島 ファイナル・ステージ」「無人島のディーバ」などを経て、圧巻の憑依演技で心臓移植を受けた少女ソミを演じ観客を恐怖へと誘う。

高名な心臓外科医チャ・スンド(パク・シニャン)は、心臓疾患を抱える最愛の娘ソミ(イ・レ)に自らの手で移植手術を行う。しかし無事成功したはずの手術直後から、ソミはまるでなにかに取り憑かれたかのように異常な行動を始め、途方に暮れた一家は藁にもすがる思いでパン神父(イ・ミンギ)による悪魔祓いに望みを託す。そして壮絶な儀式の末ソミは一時的に正気を取り戻すが、そのまま帰らぬ人となる。やがて始まった3日間にわたるソミの葬儀。それはスンドにとって“死”よりも恐ろしい、悪夢の始まりだった。
タイトルにある「三日葬(サミルチャン)」とは、韓国の伝統的な葬儀様式を指す。死者の魂は三日間この世に留まるとされ、その間に遺族は弔問客を迎え、別れの儀式を執り行う。映画では、この三日間の葬儀が、死を超えた恐怖と対峙する舞台として描かれている。

キービジュアルに描かれているのは、棺の前に佇む二人の男。眉間にシワを寄せ絶望を感じさせる父親役のパク・シニャンと神父役のイ・ミンギのミステリアスな表情が不穏な世界観を感じさせる。併せて解禁となる本予告映像では、心臓移植の後に亡くなった娘の葬儀の陰鬱とした空気感、その裏に潜む邪悪な者の存在を示唆する異常な出来事の一端が映し出されており、不穏な音響とともに観客の五感を刺激し恐怖を煽るものとなっている。
7月25日からシネマート新宿ほか全国で公開。
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