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丸山隆平、たこ焼きヘアバンドで原点回帰? 8年ぶりの主演作「金子差入店」公開で和気あいあい舞台挨拶

2025年5月19日 15:00

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前列左から寺尾聰、川口真奈、丸山隆平、真木よう子、三浦綺羅。後列左からSUPER BEAVER(藤原"36才"広明上杉、上杉研太、渋谷龍太、柳沢亮太)、古川豪監督
前列左から寺尾聰、川口真奈、丸山隆平、真木よう子、三浦綺羅。後列左からSUPER BEAVER(藤原"36才"広明上杉、上杉研太、渋谷龍太、柳沢亮太)、古川豪監督
(C)2025「金子差入店」製作委員会

「SUPER EIGHT」の丸山隆平が主演したヒューマンサスペンス「金子差入店」が5月16日に公開され、丸山、真木よう子三浦綺羅川口真奈寺尾聰、主題歌を担当したSUPER BEAVER、メガホンをとった古川豪監督が17日に都内の劇場で舞台挨拶に登壇した。

画像2(C)2025「金子差入店」製作委員会

本作は、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」を営む家族の絆を描く。2023年の撮影を経て、念願の公開を迎えた丸山は、ジャケットの内ポケットから映画鑑賞チケットを取り出し「実は昨日ここに来て観ました。劇場で拝見して、改めて凄く素敵な映画に参加させていただけたと光栄に思いました。監督には心から感謝しています」と素直な心境を吐露。また、8年ぶりの映画主演作の評判をすぐにXでチェックしたといい「世代性別関係なく届いている実感がありました。主題歌の『まなざし』にかけて詩のような感想をつぶやいている方もいて、映画と主題歌を通して何かを書きたくなる欲求を掻き立てる作品になっているのだと嬉しかったです」と喜びを語った。

画像3(C)2025「金子差入店」製作委員会

自身のマネージャーでもある実弟が映画を鑑賞したという真木が、「凄く良かったと言ってくれて、お気に入りになっていた」と報告すると、丸山は「え?あの鉄のハートを持つ仁が!?」とイジって笑いを誘った。丸山演じる主人公の息子役を演じた小学6年生の三浦は、「友達が『ポスター見たよ』『映画観に行くよ』と言ってくれて嬉しかった」とほほ笑み、本作が俳優デビュー作となった高校3年生の川口は、「中学時代の友達が『観に行くよ』と言ってくれるし、家族や親戚も鑑賞を楽しみにしていて反響は大きいです」と声を弾ませた。

画像4(C)2025「金子差入店」製作委員会
画像5(C)2025「金子差入店」製作委員会

一方、古川監督が助監督時代からの知り合いだという寺尾は、「監督から『出て欲しい』と言われた時は面倒くさいから嫌だと言って断ったけれど、僕に会いに来るたびに脚本を書き換えて来て、どんどん面白い脚本になった。しかも手紙まで置いて帰りやがって。それがとても素敵なラブレターだった。こんな手紙をもらって男として断るわけにはいかないと、バックアップできればと出演させていただきました」と出演の経緯を明かした。続けて寺尾から「本当に心からおめでとう」と祝福を受けた古川監督は、「寺尾さんはもちろんの事、今日ここにいない皆さんに対して改めて感謝を申し上げます」と頭を下げた。

画像6(C)2025「金子差入店」製作委員会

古川監督から直々のオファーを受け、本作の主題歌「まなざし」を書き下ろしたSUPER BEAVER・ボーカルの渋谷は、「人の縁から繋がる仕事は僕らが大切にしているものだし、作品を観て人の血潮を感じるものに加われている嬉しさを感じました。まさに光栄の一言に尽きます」と本作に参加できた喜びを語った。

その主題歌について丸山は、「優しいのに力強くて温かい楽曲で、映画を観終わって曲が流れてくる時に、劇中の登場人物の事や大切な人の事が思い浮かぶ楽曲。言葉の並べ方、チョイスが独特で、わかりやすい言葉を並べているけれど深く考えさせられる。聴けば聴くほど迷い込んでいくような不思議な楽曲だと思う」と手放しで絶賛した。これを受け、古川監督も「僕は必死にテーマを考えて2時間の映画の脚本を書いたけれど、それを4分弱で言われたと思った。楽曲を聴いた時に『ああ、俺は作詞家にはなれないな』と思った」と感嘆した。

画像7(C)2025「金子差入店」製作委員会

また、本作の宣伝の先頭に立った座長の丸山へ差入をするなら、と問われた真木は、「丸ちゃんに差し入れるならば“まなざそう”と思う。温かいお母さんのような目で“まなざす”」と独特の言い回しで座長を労った。これに丸山も「現場でも向き合うたびにそっと“まなざして”くれていた。すでに頂いているけれど、追いまなざしをもらえるのかな」と応じたが、SUPER BEAVER・渋谷から「“まなざす”って何ですか? ずっと何を言っているの?」とツッコまれた。

一方、子役の三浦は「いつも元気をもらっていたので、今度は僕が元気を差し入れてお返しをしたい」と丸山への感謝を述べたが、丸山から「出世して飯を奢ってね!」と提案されると、「はい、あと6年後に」と約束していた。川口は「ユニークなたこ焼きヘアバンド」を差し入れたいと言い、その理由について「丸山さんはいつも元気に撮影現場を盛り上げてくれるけれど、朝のメイクの時は見たことのない真顔をしていてシュールで新鮮だった。そんな時にたこ焼きヘアバンドしたら丸山さんらしさが溢れて親しみやすくなるのかなと思うので」と説明。場内が笑いに包まれる中、丸山は「東京に出て来る時にたこ焼きを持たされたことが多くて、最近はなくてスタイリッシュなグループになりつつあるので、たこ焼きヘアバンドで原点回帰。元気な丸ちゃんを取り戻します!」と意気込みを語った。

ベーシストでもある寺尾は、「僕も使っているATELIER Zのベースを1本。しかもショートスケールの短いやつを君に後日プレゼントします」と約束し、丸山は「ヨッシャー! 今の差し入れは例えばの話ではなくガチの話です! セッションやライブで使って思い切りMCで自慢します」とガッツポーズした。

最後は、丸山が「この映画はどんな時に観るかによって伝わるものが大きく違うので、一度と言わず二度三度観てください。そしてとにかくつぶやくなり色々な拡散をしてもらえたら嬉しいです」と、作品への応援をファンに呼びかけ、舞台挨拶を締めくくった。

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