綾野剛×柴咲コウ×亀梨和也「でっちあげ」異様な緊張感が走るキャラクター映像&新場面写真公開
2025年5月8日 18:00

綾野剛が主演し、三池崇史監督とタッグを組む「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」のキャラクター映像(https://youtu.be/nV92MYdN2rk)と新たな場面写真3点が公開された。
原作は、第6回新潮ドキュメント賞を受賞した福田ますみ氏によるルポルタージュ「でっちあげ 福岡『殺人教師』事件の真相」(新潮文庫刊)。日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件をもとに、人間の静かな恐ろしさを描く。主人公の教師を綾野が演じ、「クローズZEROⅡ」(09)以来16年ぶりに三池監督とタッグを組んだ。共演には、柴咲コウ、亀梨和也、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫らが勢揃いした。
2003年、小学校教諭・薮下誠一(綾野)は、保護者・氷室律子(柴咲)に児童・氷室拓翔(三浦綺羅)への体罰で告発される。体罰とはものの言いようで、その内容は聞くに耐えない虐めだった。報道をきっかけに、担当教輸は「史上最悪の殺人教師」と呼ばれ、停職処分になる。児童側を擁護する550人の大弁護団が結成され、民事裁判へと発展。しかし、法廷は担当教諭の完全否認から幕を開けるのだった。
(C)2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会映像は、律子(柴咲)の息子・拓翔(三浦)が「薮下先生」から体罰を受けたと告白するシーンから始まる。尋常ではない雰囲気を漂わせる薮下(綾野)だが、一転して怯えた表情で「やってません」と完全否認。しかし、薮下の常軌を逸した行動、様子が映し出されていく。
(C)2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会「絶対に許すことができません」と力強く断言する律子の表情からは、有無を言わさない冷たい強さとともに、どこか奇妙な空気が感じとれ、真っ向から食い違う主張、薮下と律子のギャップに想像が掻き立てられる。
(C)2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会さらに、異様な存在感を放つ人物も続々と登場。週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)は、氷室夫婦に対して「私に任せてください」と自信たっぷりに言い放ち、教頭の都築(大倉孝二)は「認めてましたよね?」と薮下に詰めよる。さらに、律子の夫・氷室拓馬(迫田孝也)が「出ていけ暴力教師」と怒号を浴びせる。
そんな中、薮下の妻・希美(木村文乃)は「あなたの味方だから」と、どんな状況になっても薮下を支える気概と愛情を伺わせるが、校長の段田重春(光石研)は「とにかくまずは謝罪すべきだ」と事なかれ主義を貫こうとする。
映像の後半では、児童側の弁護士・大和(北村一輝)が「被告が体罰をしたと?」と詰め寄る場面や、薮下の弁護士・湯上谷(小林薫)が「裁判は戦争ですよ」と鋭い表情を見せるシーンも収められ、第一線で活躍する役者陣が仕上げた濃厚な登場人物たちの姿を見ることができる。
映画「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」は6月27日全国公開。
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