研ナオコが自らサックスを演奏　「うぉっしゅ」祖母の知られざる過去が明らかになる本編映像

（C）役式

本作は、認知症の祖母・紀江と、ひょんなことから祖母を介護をすることになったソープ嬢の加那の交流をコミカルに描いたドラマ。孫の加那を演じるのは、映画「窓辺にて」、ドラマ「エルピス　希望、あるいは災い」の中尾。そして祖母の紀江役には、9年ぶりの映画主演となる研。さらに、お笑い芸人のニューヨーク・嶋佐和也や、中川ゆかり、髙木直子、磯西真喜、TikTokerとしても活動する西堀文、赤間麻里子が出演している。監督は、永六輔の孫で「安楽死のススメ」で映画監督デビューした岡﨑育之介。自身の祖母の話をもとにオリジナル脚本で手がけた。

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本編映像は、加那が紀江が汚したトイレをうんざりした様子で掃除をするシーンから始まる。すると背後からジャズの名曲「ムーンライト・セレナーデ」の音色が聞こえてくる。驚いた加那が音を辿っていくと、スーツに身を包んだ紀江がサックスを演奏しているというシーンだ。楽曲タイトル中の「セレナーデ」は、「夜に窓の外で、恋人を想って演奏する曲」という意味で、祖母が若かりし日に誰かを思い演奏したのか、祖母の人生の一部に触れられるシーンとなっている。メガホンをとった岡﨑監督は、選曲理由として「母が好きな曲として選び、家族への想いが溢れる一曲」とコメントを寄せた。

なお、演奏に使用されたサックスは、研が自身のライブでも使っていたサックスで、佐野元春がプロデュースしたバンド・ANDY'Sのライブに参加した際に使用していたもの。今回20年以上ぶりで自身のサックスで撮影に臨んだというが、見事な腕前を披露している。

「うぉっしゅ」は、5月2日から全国公開。

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