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実録をもとに宗教とタブーに支配された歴史の暗部描く「デビルズ・バス」5月23日公開【予告編あり】

2025年4月16日 18:30

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狂っているのは、村か、私か。
狂っているのは、村か、私か。
(C)2024 Ulrich Seidl Filmproduktion, Heimatfilm, Coop99 Filmproduktion

実際の裁判記録をもとに宗教とタブーに支配された歴史の暗部を描いた「THE DEVIL'S BATH(英題)」 が、邦題「デビルズ・バス」として5月23日から新宿武蔵野館ほか全国で公開が決定。併せてキービジュアルと本予告がお披露目された。

画像2(C)2024 Ulrich Seidl Filmproduktion, Heimatfilm, Coop99 Filmproduktion

本作のメガホンをとったのは、シッチェス・カタロニア国際映画祭ほか世界各地の映画祭で話題となり、第88回アカデミー賞外国語映画賞のオーストリア代表作品に選出された「グッドナイト・マミー」のベロニカ・フランツセベリン・フィアラ。18世紀のオーストリアを舞台に、世界との不和を理由にこの世から消え去りたいと願う女性が、宗教上自死することも許されず、やがて驚くべき行動に出てしまう陰惨で衝撃的な物語が描かれる。実際の裁判記録を元に、宗教とタブーに支配された歴史の暗部が、今なお響く痛みとして現代に蘇った。容赦ないストーリーテリングと、美しくも残酷な映像表現が評価され、第74回ベルリン国際映画祭では銀熊賞(芸術貢献賞)を受賞、第57回シッチェス・カタロニア国際映画祭でも最優秀作品賞を受賞する快挙を果たしている。

画像3(C)2024 Ulrich Seidl Filmproduktion, Heimatfilm, Coop99 Filmproduktion

キービジュアルは、動物の死体が異様にまつられた小屋の前で、静かに横たわる主人公アグネスの姿が描かれている。穏やかに眠っているかのようにも見えるが、小屋を取り巻く空気は禍々しく、アグネスが生きる世界のいびつさが垣間見える。ビジュアルに添えられた「私が、壊れていく。」というコピーからも彼女が辿る悲しく容赦のない運命を予感させ、不安を否応なく掻き立てるデザインとなっている。

画像4(C)2024 Ulrich Seidl Filmproduktion, Heimatfilm, Coop99 Filmproduktion

本予告は、女性が泣いている赤ん坊を滝の上から投げ落とす、悪夢のようなシーンで始まる。そして、閉鎖的な小さな村に嫁ぎ、精神的に追い詰められていくアグネスの姿が描かれている。村にとけ込もうと努力する彼女に対し、周囲は子どもを授かることを強く望み、その重圧が心を蝕んでいく。やがてアグネスは、夜ごと暴力を受ける村人や、首を失った死体を目撃し、村に根づく不穏な習慣を肌で感じ取るようになる。そして、画面に浮かび上がる「この村には、知ってはならない“掟”がある。」というコピー。アグネスは、次第に現実と幻想の境界が曖昧になり、錯乱状態に陥る。だが、信心深い村人たちは、彼女を“悪魔に憑かれた存在”として忌み嫌い、救いの手を差し伸べようとはしない。自らの死を覚悟し、髪を毟り取るアグネス。その後に続く衝撃的な映像の数々は、はたして追い詰められたアグネスの妄想なのか……。

【あらすじ】
18世紀半ば オーストリア北部の小さな村。古くからの伝統が残るその村に嫁いだアグネスは、夫の育った世界とその住人たちに馴染めず憂鬱な生活を送っていた。それだけでなく、彼らの無神経な言動や悍ましい儀式、何かの警告のように放置された腐乱死体など、日々異様な光景を目の当たりにして徐々に精神を蝕まれていくアグネス。極限状態に追い込まれ、現実と幻想の区別すらつかなくなった彼女を、やがて村人たちは狂人扱いするようになる。果たして、気が狂っているのはアグネスなのか、それとも村人たちなのか。やがてアグネスは、村から、この世界から自由になるために驚くべき行動にでる。

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