小栗旬&窪塚洋介がサプライズ登場、日体大生「やばっ、えぐっ」
2025年4月10日 13:30

映画「フロントライン」の特別試写会が4月10日、東京・日本体育大学世田谷キャンパスで行われ、主演の小栗旬、共演する窪塚洋介がサプライズ登壇。小栗は「いま、通路を通りながら、『やばっ、えぐっ、やばっ、えぐっ』って言われた」と、未来の救急救命士を目指す、保健医療学部救急医療学科の学生たちのリアクションに照れ笑いを浮かべていた。

日本で初めて新型コロナウイルスの集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」での実話を基に、未知のウイルスに最前線で立ち向かった医師や看護師たちの闘いをオリジナル脚本で描いたドラマ。小栗が対策本部で指揮をとる、災害医療専門の医療ボランティア的組織「DMAT」の指揮官・結城英晴を、窪塚が現場で対応にあたる医師・仙道行義を演じている。
小栗は「当時、あの船の中で、容体が悪化したり、命を落とす危険があった人たちを絶対に守ろうとした『やれることは全部やる』という皆さんの姿を知り、報道とは違うことが起こっていたんだなと知った」と感嘆の声。「感染症の対応チームではない皆さんが、ものすごいことをされたんだなと痛感する。いまも災害への戦いを続けてくれている」と、DMATに対する敬意を表した。

小栗と窪塚の共演は、ドラマ「GTO」以来26年ぶり。以前から再共演のチャンスをうかがっていたといい、窪塚は「でも、ことごとくご一緒できず。ようやく、旬が誘ってくれたお仕事でご一緒できました。それがこの作品です」と誇らしげ。新型コロナウイルスを扱う内容に、当初は「警戒もしていた」と明かし、「ですが、取材に裏打ちされたリアリティある脚本だったので、安心して作品づくりに参加し、自分のやるべきことをやればいいんだと思えた」と、現場への全幅の信頼を示していた。

同学部に入学したばかりの新1年生から、新しいことに挑む際の心構えを聞かれると、小栗は「ネガティブに捉えてほしくないですけど、自分に期待し過ぎず、日々できることを増やしていくことが重要。僕らも頑張るので、一緒に頑張りましょう」とエール。窪塚は「こうしたいからこうする、という自分軸で歩いてきて、いまが一番幸せ」と幸福論を伝授していた。
特別試写会には、DMAT隊員のモデルとなった阿南英明医師(地方独立行政法人 神奈川県立病院機構 理事長)と近藤久禎医師(DMAT事務局次長)、企画・脚本・プロデュースを手がけた増本淳プロデューサー(「劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」)が出席した。「フロントライン」は6月13日に全国公開。
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