「ヒックとドラゴン」実写映画版、早くも続編制作が決定
2025年4月4日 22:30

ドリームワークス・アニメーションが手掛けた大ヒットアニメーション映画を実写化する「ヒックとドラゴン」の公開が控えるなか、ユニバーサル・ピクチャーズは早くも続編制作を発表した。
同社は映画業界最大のイベント「シネマコン」で「ヒックとドラゴン」の試写を実施。その場で、同時に続編を2027年6月11日に公開すると発表した。
「シネマコン」は、興行主の業界団体「シネマユナイテッド」(旧全米劇場所有者協会/NATO)が主催するイベントで、各スタジオの年間ラインナップが発表される場として知られている。
「ヒックとドラゴン」は、クレシッダ・コーウェルの児童文学を原作とした2010年公開のアニメーション映画。第1作はアカデミー賞2部門ノミネート、アニー賞10部門受賞など高い評価を受け、世界興行収入4億9万ドルを記録した。2014年と2019年に公開された続編と合わせて、シリーズ全体で16億ドル(約2,400億円)を超える大ヒット作品へと成長している。
実写版の監督は、アニメ版3部作を手掛けたディーン・デュボアが担当。アニメの世界観を実写で再現するという挑戦に取り組んでいる。物語は、バイキングとドラゴンが敵対するバーク島を舞台に、族長の息子ヒックが傷ついたドラゴン「トゥース」と友情を育み、両者の関係を変えていく冒険を描く。
続編となる第2作では、アニメ版同様に時間が経過した世界が舞台となる予定だ。成長したヒックが生存していた母親と再会し、ドラゴンを操って世界征服を企むドラゴ・ブラッドフィストとの対決が描かれるという。シネマコンではニコ・パーカーとジェラルド・バトラーの続編出演も発表された。
実写版の最大の見どころは、最新のIMAXカメラで撮影された映像美にある。北アイルランド・ベルファストで2024年1月から5月にかけて撮影され、実写とCGを融合させた最新技術により、アニメでは表現しきれなかったリアリティと迫力が実現されている。特にドラゴンの飛翔シーンや海戦シーンは、IMAX体験を前提に設計されたという。
ユニバーサルが続編をいち早く発表した背景には、ディズニーによるアニメの実写化成功の流れに加え、アニメ版3部作の実績がある。当初から長期的なシリーズとして企画されていることが窺え、シネマコンでの反応はその戦略の正しさを裏付けた形となった。
「ヒックとドラゴン」実写版第1作は、米国では2025年6月13日、日本では2025年秋に東宝東和の配給で全国公開される予定だ。
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