岩井俊二監督「Love Letter」公開30周年記念、4Kリマスター版が4月4日から公開
2025年3月11日 08:00

1995年3月に公開された岩井俊二監督の長編デビュー作「Love Letter」の日本公開30周年を記念し、4Kリマスター版が4月4日から公開される。このほど、岩井監督からのコメントが披露された。
神戸に住む渡辺博子 (中山美穂) が、山の遭難事故でフィアンセの藤井樹 (いつき) を亡くして2年が経った。三回忌の帰り道、樹の家を訪れた博子は、樹の中学時代の卒業アルバムから彼がかつて住んでいた小樽の住所を見つけ出した。博子は忘れられない彼への思いをいやすために、彼が昔住んでいた小樽=天国へ一通の手紙を出した。ところが、あろうはずのない返事が返ってきた。やがて、博子はフィアンセと同姓同名で中学時代の同級生、ただし女性の藤井樹が 小樽にいることを知る。博子の恋 樹の恋。一通のラヴレターが埋もれていた二つの恋を浮き彫りにしていく。

中山美穂が渡辺博子と藤井樹の二役に挑戦し、豊川悦司、酒井美紀、柏原崇ら豪華キャストのアンサンブルと岩井監督の紡ぎ出す映像美、そして聖地巡礼の先駆けとなる小樽でのロケーションなどが話題を呼び、今もなお色あせることとなく恋愛映画の金字塔として世界中で愛され続けている。
第19回日本アカデミー賞では優秀作品賞に加えて、秋葉茂を演じた豊川悦司が優秀助演男優賞と話題賞(俳優部門)を、少年時代の藤井樹を演じた柏原崇と、少女時代の藤井樹を演じた酒井美紀が新人俳優賞を、REMEDIOSが優秀音楽賞を受賞した。中山は、ブルーリボン賞、報知映画賞、ヨコハマ映画祭、高崎映画祭などで主演女優賞を受賞。1995年度「キネマ旬報」ベストテン第3位、同・読者選出ベストテン第1位に輝くなど多数の賞を受賞している。日本公開後、20カ国以上の国と地域で公開。1999年に韓国で初公開された際には140万人を超える動員を記録。
4月4日からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。映画公開から30周年を記念してTシャツが円都市場(https://yentown.co.jp/)にて受注販売される。4月11日まで。
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