米ドラマ「ハンドメイズ・テイル」続編、新ヒロイン役に新星ルーシー・ハリデイ
2025年3月6日 10:00

話題の米ドラマ「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」の続編「The Testaments(原題)」の主要キャストが決定した。米バラエティ誌によると、物語の新たな中心人物デイジー役に、スコットランドBAFTA賞受賞の新進女優ルーシー・ハリデイが抜擢された。
原作の15年後を描く本作は、マーガレット・アトウッドが2019年に発表した同名小説を基に制作。3人の女性の視点で物語が展開する。ハリデイ演じるデイジーは、自分の人生が全体主義国家ギレアド共和国と密接に関わっていることを突然知らされる若いカナダ人女性である。
オリジナルシリーズから続投するアン・ダウド演じるリディア小母と、チェイス・インフィニティ演じるアグネスが、デイジーとともに物語の核を担う。
「The Testaments(原題)」はオリジナルシリーズの製作者ブルース・ミラーがクリエイターおよびショーランナーを務め、ウォーレン・リトルフィールド(リトルフィールド・カンパニー)とスティーブ・スターク(トルカ・ピクチャーズ)が製作総指揮。MGMテレビジョンが制作を担当する。
注目の新ヒロイン役ハリデイは、最近ジェームズ・マカボイ主演の「California Schemin’(仮題)」の撮影を完了したばかり。インディペンデント映画「Blue Jean」でのロイス役の演技でスコットランドBAFTA賞主演女優賞を獲得し、2022年の英国インディペンデント映画賞にもノミネートされた実力派である。
一方、「ハンドメイズ・テイル 侍女の物語」本編は今年4月に最終となる第6シーズンを迎える。最終シーズンではジューン(エリザベス・モス)がギレアド打倒の戦いに戻り、ルークとモイラがレジスタンスに加わる展開に。シリーズの公式情報によれば「セリーナはギレアドの改革を試み、ローレンス司令官とリディア小母は自分たちが作り上げた体制と向き合う」とのことである。
続編「The Testaments(原題)」がオリジナルの世界観をどう発展させるのか、注目である。
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