「白雪姫」レイチェル・ゼグラーが初来日! 前日はディズニーシーへお出かけ
2025年3月6日 18:00

ウォルト・ディズニーの名作アニメを実写映画化する「白雪姫」でタイトルロールを演じたレイチェル・ゼグラーが初来日し、3月5日、東京・六本木で行われたスペシャル歌唱イベントに参加。プレミアム吹き替え版で白雪姫役を務める吉柳咲良と初対面を果たし、ふたりの歌姫が、圧巻の歌声を披露した。
ディズニー初の長編映画であり、世界初のカラー長編アニメでもある「白雪姫」は、1937年に発表されてから“世界で最も長く”愛され続けている。今作では、雪のように純粋な心をもつ優しさに満ちた白雪姫の物語を、新たなミュージカル版として実写化した。

会場には、劇中で白雪姫が迷い込んだ森を彷ふつとさせる、色鮮やかな花々が咲く“白雪姫の森”を再現。美しいドレスに身を包んだゼグラーと吉柳がステージに登場すると、集まったファンたちから大歓声が沸き起こった。ゼグラーは「『白雪姫』は自分にとって本当に大切な作品で、自分がこの作品を作っていて本当に楽しかったのと同じくらい、みなさんに愛していただける作品だと確信しています。本当に才能溢れる、これからどんどん活躍が楽しみな咲良さんと、こうやって一緒に立つことができ、分かち合えることを、とてもワクワクしています」と挨拶する。
映画プロモーションとしては、今回が初来日となったゼグラーは、日本の印象を問われ「ニューヨーク出身なので、寒いのも雪もへっちゃらです。雪が降らなければ『白雪姫』ではないのかなと思っています」といい、会場を沸かせ、「日本は今回が初めてなのですが、実は昨日ディズニーシーに足を運ぶことができて、ファンタジースプリングスにも行きました。この街で素晴らしいものをたくさん見られて、本当に楽しんでいます!」と、笑顔を浮かべた。

続いて、互いの印象について聞かれると、ゼグラーは「世界のみなさんに向けて、素晴らしい演技と歌を披露してくださる方々が、しっかりとそれぞれの国に伝えてくれるということを知っています。咲良さんの心からのパフォーマンスは、まるで私たちと一緒に撮影していたかのようで、そのパフォーマンスをこれからご覧いただけることは贈り物だと思います。実はふたりとも『ロミオ&ジュリエット』のジュリエット役を演じている縁もあるんです。白雪姫を彼女に演じていただいたことで、この作品に“光”がもたらされたと思います。その咲良さんの演技の一部に自分がなれたことを大変光栄に思っています」とニッコリ。さらに、「こんなに素敵で可愛らしい方はいらっしゃらないのではないかと思うくらい、内側も外側も美しい方です。こうやって日本に来られて、新しい素晴らしいお友達と出会えてとても嬉しいです!」と、声を弾ませた。
吉柳も「『白雪姫』を見たとき、歌がとても上手で何もかもが本当にキラキラしていて、たくさんのトキメキがありました。ご本人もすごく可愛らしくて優しくて、本当に白雪姫そのものだなと思いました。本編を見ていてもそれをすごく実感して(レイチェルさんのことが)大好きになったのですが、今日お会いしてそれ以上に大好きになりました。本当に会えて嬉しいです!」と、互いが演じる白雪姫を称賛し合った。

この日は、ふたりが劇中曲「夢に見る~Waiting On A Wish~」を歌唱した。同楽曲は、「ラ・ラ・ランド」「グレイテスト・ショーマン」のベンジ・パセックとジャスティン・ポールが書き下ろした、洗練されたミュージカルナンバー。かつて優しさに溢れていた王国が、女王の支配により変わってしまったことを憂いている白雪姫の「変わりたいのに、変われずにいる葛藤」が表現されている。
ゼグラーは、「ディズニープリンセス作品には願いを歌った曲があり、今回『夢に見る~Waiting On A Wish~』を手がけたパセック&ポールも、そういった歌が新しい観客に届くようなものにしたいと書いた曲です。ありのままの自分をいかに彼女が見つけるのか、自分自身がなりたい人物に、いかに彼女がなっていくのかを歌っています。この素晴らしい曲を自分が歌えるだけで嬉しいのですが、今日みなさんと分かち合えることをさらに嬉しく思っています」と語る。吉柳も「とても繊細に美しく表現してくださったレイチェルさんの歌声を何度も聞いていて、その凛とした強さや心の葛藤などいろんな感情が色鮮やかに表現されています。この曲は『白雪姫』の中でもキーになってくる大切な歌だと思っています」と、魅力をアピールした。

ふたりは、本編でも聞くことができない、“一夜限り”の英語と日本語がミックスされた特別バージョンで、互いを見つめ合いながら美しいハーモニーを街中に響かせ、会場全体から大きな拍手が贈られた。ゼグラーは、「才能溢れる方とこんな風に共演できるのは嬉しいこと。私はこの作品に2021年から携わってきていて、楽曲を何度も聞いているのですが、そこに咲良さんが新しいものをもたらしてくださいました。全く新しい楽曲かのように自分の耳に響いてきたということは、咲良さんがいかに才能があるかの証明だと思っています」と、吉柳の歌唱力に賛辞をおくる。
吉柳は「こんな夢みたいなことがあるんだと、本当に幸せな気持ちでいっぱいです。オーディションを受けたときからレイチェルさんの歌声を聞き続けていたので、いま隣で聞けているだけ幸せで。一緒に歌わせていただけるなんて恐れ多いのですが、本当に受かってよかったなと改めて思いました。映画のなかで見ていた白雪姫が目の前にいると思うと、気持ちが高鳴りますね。レイチェルさんと出会って『ウエスト・サイド・ストーリー』もいつか絶対にやると決めたくらい、本当に歌もお芝居も大好きなので、今後は同じ作品に出られるように頑張りたいと思いました」と、新たな夢ができたことを明かした。
「白雪姫」は、3月20日に全国公開。

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