麻生久美子&塩野瑛久が濃厚シーンに挑む! テレ朝×SLL日韓共同制作ドラマ「魔物」4月スタート
2025年3月6日 05:00

麻生久美子と塩野瑛久が、テレビ朝日と「梨泰院クラス」を手掛けた韓国の大手スタジオSLLが共同制作するオリジナルドラマ「魔物」に出演することがわかった。4月18日から、毎週金曜午後11時15分~深夜0時15分にテレビ朝日で放送される(※一部地域を除く)。
本作は、不倫、DV、セックスなど愛と欲望にまつわる過激なテーマと、満たされない人間たちの歪んだ人間模様を美しい映像とともに描く問題作。Kドラマならではのスリリングなストーリーテリングと映像美が詰め込まれた、怒涛のラブサスペンスが展開する。
SLLからは原案、監督、プロデューサーらが参加し、日本側がシナリオへと昇華。SLLとテレビ朝日が双方の経験やノウハウ、アセットを持ち寄り、ワンチームとなってのオリジナルドラマを制作する。
メガホンをとるのは、「主君の太陽」「青い海の伝説」や、韓国で最高視聴率13.6%を記録した「オク氏夫人伝 偽りの身分 真実の人生」などで知られるチン・ヒョク監督。日本からは、「大豆田とわ子と三人の元夫」などを手掛けた瀧悠輔監督が参加する。脚本は、ドラマ「H2 君といた日々」「ゴシップ#彼女が知りたい本当の〇〇」「後妻業」や、韓国ドラマ「星から来たあなた」のリメイクドラマも担当した関えり香が務める。
主人公・華陣あやめ(麻生)は、将来を嘱望されながらも孤独を抱えて生きる美しき女性弁護士。彼女は誰にも属すことなく歩んできたからこそ、“弱さ“を武器にする女性をどこかで軽蔑してきた。ある日、そんな彼女の前に、美しく魅惑的な男、源凍也(塩野)が現れる。彼は“愛=所有”と信じる、危うさをはらんだ人間。凍也には妻に対するDV疑惑がちらつくばかりか、有名大学教授殺人事件の容疑がかかる。そして、その事件をきっかけにあやめと凍也は本能的に強く惹きつけられ、許されない恋に堕ちていく。
主演は、NHK連続テレビ小説「おむすび」でヒロインの母を演じている麻生。俳優デビュー30周年を迎えるなか、禁断の愛に身を焦がす孤高の弁護士という大胆な役柄に挑む。ヒロインを翻弄する男・凍也役は、NHK大河ドラマ「光る君へ」で一条天皇を演じて注目を集めた塩野。「無能の鷹」で演じたキャラクターとはまったく異なる、甘くて危険な“美しき怪物”の激情と衝動を全力で表現する。激しく求めあうあやめと凍也の愛を表現するため、本作ではインティマシーコーディネーターを導入。初共演の2人が美しくも濃厚なシーンに臨む。
麻生はクランクインを前に、「韓国ドラマは大好きでよく拝見しているので、お話しをいただいてまずワクワクしました」と語り、初共演する塩野について「チラッと見えた横顔がキレイすぎて、まともに顔が見られなくて…(笑)」と告白。「私にとって今までにないチャレンジ。どんな感じでどこまで突き進んでいいのか、自分がどんなふうになってしまうのかわからなくて…。楽しみな反面、ちょっと怖いなと感じる部分もあります」と吐露するとともに、「脚本が本当に素晴らしいので、見て損はありません! 絶対に面白い作品になるなという予感がしています」とアピールした。
一方、塩野も「麻生さんには、共演する俳優陣が骨抜きになってしまうイメージがあります。でもその気持ちがよくわかる…」と照れながら印象を語り、「日本には“月がきれいですね”のように遠回しに意味を表現する文化がありますが、プロットから細部にわたって丁寧に描き込むのは、日本とは違う制作スタイルだなと感じ、とてもワクワクしました。ストレートに感情をむき出すようなセリフや展開もあり、それを韓国式に撮影すると、どういう化学反応が起きるのか…。今から楽しみです」と日韓混合チームの撮影に期待を寄せた。
テレビ朝日は、「梨泰院クラス」の日本版「六本木クラス」(22)を制作したことをきっかけに、24年5月にドラマを中心としたグローバルコンテンツの企画開発に関する協業協定をSLLと締結。同年7月にはSLLの大ヒット作「SKYキャッスル」を日本オリジナル版としてリメイクした。
麻生と塩野、SLL制作代表のパク・ジュンソ氏のコメント全文は以下の通り。
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