2730枚のチケットが6分で完売! 綾野剛&齋藤潤「カラオケ行こ!」中国大ヒットを受け上海で舞台挨拶
2025年2月17日 16:00

和山やま氏の人気マンガを綾野剛主演で映画化し、第48回日本アカデミー賞でも優秀主演男優賞、優秀脚本賞(野木亜紀子)などを受賞している「カラオケ行こ!」(山下敦弘監督)の中国大ヒット記念舞台挨拶が2月15日(現地時間)、上海の大光明電影院で行われた。
本作は、1月17日から中国本土で劇場公開されたが大ヒットを記録中ということで、中国からの熱いラブコールを受け、今回の舞台挨拶が実現。歌がうまくなりたいヤクザ・成田狂児役を演じた綾野剛と変声期に悩む合唱部の男子中学生・岡聡実役を演じた齋藤潤が舞台挨拶に立った。なお、2月10日から発売された舞台挨拶2回分のチケット2730枚は、約6分で完売したという。
この日は、ふたりが登場すると歓声が沸き起こり、来場者から募った質問に答えたり、ふたりから出題される映画にまつわるクイズなどが展開された。イベント終盤には、中国での上映が3月16日まで延長されることが綾野から発表され、盛り上がりはピークに。最後は「皆さんにこれほど愛していただき感謝しきれません。またふたりで上海に戻って来たいと思います」と挨拶していた。
間違いなくみなさんにとっても僕にとっても潤君にとっても一生忘れることができない作品になりました。潤君は当時は役と同じ15歳で実際に変声期で、大勢の大人たちの中で立ち続けました。彼の成長とその美しい姿と、何より誠実さがそのまま作品に反映されています。僕のキャリアにとってもかけがえのない1本になることは間違いありません。
日本ではこの作品を愛して下さる方がたくさんいらっしゃって、中国でもたくさんいらっしゃるんだなというのを肌で感じています。聡実君を皆さんに愛していただいているのは原作の和山やま先生、そして剛さんやみなさんのおかげだと思っています。自分にとっては信じられないほどの皆さんからの反響を糧にこれからも走り続けたいと思えるほど、大切な作品になりました。

バディものをやりたいです!そしてアクションを一緒にやりたいですね。
難しいですね。でもやっぱり聡実くんのこれからを見てみたいと思いますし、僕も狂児をまだまだ生きてみたいと思います。この関係でSFでもいいですよ。この映画が「カラオケ行こ!」なので、「聡美と狂児、シャンハイへ行く!」とか(笑)。上海の関係者の皆さんにご協力いただいて、こちらでロケをやりたいですね。
今、高校生です。クライメイトに中国から来た留学がいて、今回一番に報告したら中国語の挨拶を少し教えてくれました。自分にとって初めての海外ですが、すごく素敵な街で楽しんでいます。みなさんとお会いできたことも一生の思い出ですし、またここに戻って来たいと思いました。
マンガ原作ということですでに完成されているものがあるんですが、そこに対して新しいオリジナルを作るということに尽力しました。その中も原作へのリスペクトを持ってこの映画を作るということをチームで大切にしました。僕が特に一番頑張ったのは、気持ち悪い裏声で「紅」を歌うことでした。聡実くんには姿勢の事などいろいろと指導していただきました。いい思い出です。

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