「岸辺露伴」懺悔室に井浦新、玉城ティナ、戸次重幸、大東駿介が参戦 イタリア語でヘブンズ・ドアーを行使する露伴をとらえた特報公開
2025年1月27日 07:00

井浦新、玉城ティナ、戸次重幸、大東駿介が、「岸辺露伴は動かない」シリーズの映画版最新作「岸辺露伴は動かない 懺悔室」に出演することがわかった。あわせて、高橋一生演じる露伴がイタリア語でヘブンズ・ドアーを行使する場面などをとらえた特報(https://youtu.be/1js3XpnTo5o)も披露された。
「岸辺露伴は動かない」は、シリーズ累計発行部数1億2000万部超を誇る「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたスピンオフ。相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴の姿を描く。
ドラマ版は、2020年12月に第1期(第1話~第3話)、21年12月に第2期(第4話~第6話)、22年12月に第3期(第7話~第8話)が放送され、そのクオリティの高さを多くの原作ファンが絶賛。実写ドラマのチームが再集結した映画版第1作「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」が23年5月26日に公開されると、観客動員数は90万人を超え、興行収入は約12億5000万円を記録する大ヒットとなった。さらに、24年5月にはドラマの第4期(第9話)「密漁海岸」が放送され、関連ワードがXのトレンドを埋め尽くした。
映画版第2作では、漫画「岸辺露伴は動かない」シリーズの記念すべき最初の作品で、人気エピソードの「懺悔室」を邦画初となる全編イタリア・ベネチアロケを敢行し、映像化する。
岸辺露伴は、取材旅行で訪れていたベネチアの教会内にある「懺悔室」を取材していた。懺悔室とは古来、「あやまち」を犯した信者が神父にその「あやまち」を「告白」し、魂を浄化する場所。その昔の人の叡知に興味を抱いた露伴は、実際に懺悔室に入ってみるが、そこは本来神父がいるべき場所だった。そして、ひとりの男が「告白」のために現れる。「体験はリアリティを作品に生む」という信念と好奇心に駆られた露伴は、そのまま神父になりすまし、男の「告白」に耳を傾ける。やがて男は、25年前の恐ろしい出来事を語り始める。

井浦が演じるのは、露伴(高橋)に「懺悔室」で自らの犯した「あやまち」を告白する謎の男・田宮。原作者・荒木氏の大ファンだという井浦は、「星の数ほどマンガ原作の映像作品はありますが、私にとって荒木先生作品に参加することは、ただ嬉しいだなんて簡単には言いがたく、覚悟の意味も度合いも変わってきます。と同時に、言葉では表すことのできない大歓喜にも襲われています」とコメントを寄せた。

玉城は、露伴がヴェネツィアの迷宮に迷い込むきっかけとなる仮面職人のマリア役で出演。「ヴェネツィアの街でマリアとして立つとき、仮面やステンドグラス、陽の光までもが問いかけてくるようで。それに精一杯応えようと挑んだ日々でした。シリーズの原点ともいえる作品に参加できたことを心から嬉しく思っています」と喜びを語った。

演劇ユニット「TEAM NACS」のメンバーでもある戸次は、田宮が告白する恐ろしい話のカギを握る浮浪者・ソトバ役を務める。戸次は「全編ヴェネツィアロケという贅沢な撮影も、夢のようでした」と振り返るとともに、「今回私は、スマホが顔認証してくれないほどのメイクをして臨んでいます」と明かし、ただならぬ雰囲気を醸し出すソトバを体現した。

大東は、そのソトバを死なせてしまったことで、不気味なほどの“幸運”に襲われる“呪い”をかけられてしまった水尾役を担う。「僕としては日々壮絶なシーンの連続で、心を鎮めるために夜な夜なヴェネツィアの街を歩いていましたが、気付けばロケ地に足を運んでしまい、この美しい景色の中最高の環境で、逃れられない水尾の呪縛に身を置けることに、ゾクゾクとした心地良い幸福感を味わってきました」と回顧した。
特報映像では、露伴がイタリア語でヘブンズ・ドアーを行使する場面や、黒いシルクハットとスーツに身を包んだ田宮が「本当に恐ろしいことは、ここから始まるんですーー。」と静かに露伴に語りかけるさまが描かれるとともに、本心の見えない不敵な笑みを浮かべるマリアや、お馴染みのハイセンスなファッションに身を包んだ担当編集・泉京香(飯豊まりえ)の姿も確認できる。
「岸辺露伴は動かない 懺悔室」は5月23日公開。
今の自分を形成する上で様々な影響と学びを受けて育ち、今も愛読し続けている特別なものです。
星の数ほどマンガ原作の映像作品はありますが、私にとって荒木先生作品に参加することは、ただ嬉しいだなんて簡単には言いがたく、覚悟の意味も度合いも変わってきます。と同時に、言葉では表すことのできない大歓喜にも襲われています。
それをひたすら繰り返し暮らしながら撮影した日々は、全てが大切な心の風景として刻まれています。
愛と敬意でつくられた奇妙な物語から湧き上がる人間讃歌を、皆さんにスクリーンで覗き観していただける日が待ち遠しいです。
皆さん、本当にありがとうございました。
この作品が、あなたにとって何を残すのか――とても楽しみです。
一つ心配事として、この情報解禁がなければ、この作品に私が出演していると誰も気付かないのでは?という不安があるほどです(笑)。
ただそれでも良いと思える程、役と作品に対して「これでもか!」というほど、拘らせていただきました。
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