「雨と君と」7月放送開始 早見沙織、鎌倉有那、佐藤聡美、湯本柚子が出演 キービジュアルも公開
2025年1月24日 23:00

二階堂幸氏の日常ショート漫画をテレビアニメ化する「雨と君と」の放送が7月からスタートすることが決定し、早見沙織、鎌倉有那、佐藤聡美、湯本柚子の出演と、メインスタッフが明らかになった。キービジュアル(冬ver.)も公開されている。
「週刊ヤングマガジン」(講談社刊)で連載中の原作は、小説家の女性・藤が雨の降る日に出会った、犬を自称する芸達者な“君”と過ごす1人と1匹の日常を描く。単行本は既刊7巻。

マイペースで口数こそ少ないが感受性が豊かな藤役を、2023年に公開された原作PVから引き続き早見が担当。藤の高校からの親友で、クールビューティーな雰囲気をまといながらも周囲への気遣いを忘れないミミ役を鎌倉、同じく藤らの親友で、癒やし系だが行動力に長けたレン役を佐藤、藤の隣人で好奇心旺盛な小学1年生のクラウゼ・エラ・希依(きい)役を湯本が務める。なお“君”は、フリップに書いた文字で自分の意志を表現する。
スタッフは「上野さんは不器用」「ビックリメン」を手がけた顔ぶれが再集結。月見里智弘監督のもと、キャラクターデザインを大和田彩乃、アニメーション制作をレスプリが担当する。シリーズ構成は「うらみちお兄さん」の待田堂子が務める。
キービジュアル(冬ver.)には、マフラーを巻いた藤とバッグに入った“君”が、雪の降るなかで寄り添う姿が描かれている。
キャスト、スタッフからのコメント全文は以下の通り。
(C)二階堂幸・講談社/雨と君と製作委員会アニメ化オーディションの時も、再びこの作品に関わりたいと願ってやまなかったので、ご縁をいただいたときは本当にうれしかったです。
藤というひとを声でも表現できるように、アフレコでは一話一話を大切に、ていねいに、それゆえにもがくように必死に収録しています。
“君”とは、心の相棒のような感覚で、共に作品に向き合っています。
個性豊かで自由なキャラクターたちが、当たり前のようにその人らしく生きられる「雨と君と」の世界を、ぜひご覧ください。
(C)二階堂幸・講談社/雨と君と製作委員会初めて原作を読んだとき、心がほっと温まる素敵な読後感が味わえる作品だと感じました。
何気ないやりとりのなかにそっと滲(にじ)むミミの可愛らしさを上手く表現できればいいなと思います。移り変わる天気のような日常のなかで、みなさまの心がほっと癒される時間になりますように。
お好きな飲み物と、心の中でタヌ……犬? を抱きしめながら、ぜひお楽しみください!
(C)二階堂幸・講談社/雨と君と製作委員会私は、二階堂幸先生の作品が大好きでファンで虜です。
「雨と君と」も勿論読んでいて、もっと多くの方にこの作品の面白さを知ってもらえたらいいな~と思ってました。
そんな折にいただいたオーディションの話。
レン役に決まったよと聞いた時は、うれしくてうれしくって事務所中に響くくらいの大きな声をあげて喜んじゃいました……!
レンちゃんは、ふわふわした自由な人だけど、みんなを見守る時の目が凄く優しくて、何気ない言葉で空間をちょうど良い暖かさにしてくれるんです。
そんな彼女が大好きなので、同じ目線で世界を見て、一緒に生きる時間をもらえたことがとても光栄です。
いちファンとして、私が読後に感じている以上の幸福感をアニメをご覧くださる皆様にもお届けできるよう努めて参ります……!!
どうぞご期待ください。
(C)二階堂幸・講談社/雨と君と製作委員会周りのキャストさんやスタッフさんたちに優しく支えてもらいながら、 きいちゃんのふわふわした可愛らしさと、好奇心旺盛で勉強熱心なところをしっかりと表現できるようにがんばって演じました。
原作や台本を読むたびに、きいちゃんのような友だち、私もほしいなって思っています。
早くみなさんに放送を見ていただきたいし、私自身もとっても楽しみです!
原作の魅力である美しさとおかしさの共存を楽しみながら、その世界にずっと浸っていたくなるような優しい世界のフィルムを目指しました。
たぬ……“君”、のように皆様のそばにちょこんと寄り添える癒やしの作品になれたらうれしいです。
可愛い“君”とちょっとだけ変わり者の藤とのたわいのない、でもていねいに暮らすさまが描かれた作品です。
劇中には何度も雨が出てくるのですが、今まで雨の日が憂鬱だった私はこの作品に出会ってから、雨のなかを歩くのが好きになりました。街角を回るときなど、ひょっとして“君”がいたりして……なんて思ったりしています。
二階堂先生の描かれる原作漫画やカラーイラストの緻密で繊細な美しさをアニメとしてどのように表現できるか、常に頭を悩ませています。
また、ゆったりとていねいな暮らしをうかがわせるほんの少し非日常的な空気感、その中で垣間見えるクールな主人公の現実的な感情、これらの得も言われぬリアルさを作画の面から魅力的に表現していけたら良いなと本作の制作に臨んでいます。
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