横浜聡子監督「海辺へ行く道」主演は約800人から選ばれた14歳・原田琥之佑 ベルリン国際映画祭に正式招待
2025年1月16日 20:00

「ウルトラミラクルラブストーリー」「いとみち」などの横浜聡子監督最新作「海辺へ行く道」が、第75回ベルリン国際映画祭(2月13日~23日)のジェネレーション部門へ正式招待されることが決定。あわせて、14歳の俳優・原田琥之佑(はらだこうのすけ)が主演を務めていることがわかった。原田は本作が長編映画初主演となり、約800人のオーディションを勝ち抜いた。
約18年のキャリアながら4本の長編映画しか撮っていない寡作が故に新作を待ち焦がれる映画ファンを多数抱える横浜監督が、愛して止まない傑作漫画の映画化に挑んだ。その原作は、知る人ぞ知る漫画家・三好銀氏の最高傑作と名高い「海辺へ行く道」シリーズ。誰もが予想しなかったまさかの初映画化となった。
物語は、アーティスト移住支援をうたう、とある海辺の街が舞台。のんきに暮らす14歳の美術部員・奏介(原田)とその仲間たちは、夏休みにもかかわらず演劇部に依頼された絵を描いたり新聞部の取材を手伝ったりと毎日忙しい。街には何やらあやしげな“アーティスト”たちがウロウロ。そんな中、奏介たちにちょっと不思議な依頼が次々に飛び込んでくる。

今回選出されたベルリン国際映画祭の「ジェネレーション部門」は1978年に設立された、子どもを題材に扱った作品が選ばれる部門。本作はジェネレーション部門の中でも4歳以上が対象となるGeneration Kplusコンペティション部門に選出、11人の子ども審査員によって最優秀賞(クリスタルベア賞)が選ばれる。
部門ディレクターからは以下の評文と共に招待の連絡が届いた。
「島を散歩するように、素晴らしいキャラクター・映像・物語が隅々にまで行き渡り、出会いと別れを繰り返していく。約2時間半の至福の魔法のような映画は、人生にとって芸術とは何かを深く考える機会を与えてくれました」
日本では、今年2025年晩夏に全国公開を予定している本作。ベルリン国際映画祭招待を受け、海外版ポスタービジュアルと原田演じる主役・奏介のスチール1点も合わせて披露された。
横浜監督、原田のコメントは以下の通り。
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