ハリウッドが山火事被災者支援へ団結 CAA、ショーン・ペンらが教育支援基金を設立
2025年1月13日 13:00

南カリフォルニアの大規模山火事で被災した学生や教育関係者を支援するため、ハリウッドが動き出した。米アカデミー賞俳優のショーン・ペンと、トム・クルーズやブラッド・ピットらを擁する業界最大手エージェンシーCAAが中心となり、新たな支援基金「SoCal Fire Fund」を設立したと、米ハリウッド・レポーターが報じている。
この基金は、CAA財団、ペンが2010年のハイチ大地震を機に設立した災害支援団体CORE(コミュニティ・オーガナイズド・リリーフ・エフォート)、ロサンゼルス統一学区(LAUSD)教育財団の3者による共同イニシアチブ。エンタテインメント業界の慈善活動を統括するEIF(エンタテインメント・インダストリー・ファウンデーション)が資金管理を担当する。
エンタテインメント業界からの支援の輪も急速に広がっている。ウォルト・ディズニー・カンパニーは米赤十字社やロサンゼルス消防局財団などに総額1500万ドル(約22億円)を寄付。大手コンサートプロモーターのLive Nationは1月30日(現地時間)、インテュイット・ドームでチャリティーコンサート「FireAid」の開催を決定した。
「被害は甚大で、迅速かつ柔軟な対応が求められています」とCAA財団のナタリー・トラン事務局長は説明する。COREの共同設立者でCEOのアン・リーは、「特に脆弱なコミュニティに重点を置き、ケースマネージャーのネットワークを通じて被災者の生活再建を長期的に支援していきます」と、具体的な支援策を示した。
今回の山火事による被害は深刻で、死者16人、焼失建物1万2000棟以上。パシフィック・パリセーズ、マリブ、アルタデナ、パサデナなど、ロサンゼルス近郊の広範囲で避難指示が発令されている。被災地の学校は避難所としても機能しており、LAUSDのアルベルト・カルバーリョ教育長は「近隣学区との連携を通じ、被災した家族や職員への迅速な支援体制を整えていく」と述べている。
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