阿部サダヲ、芦田愛菜の成長にしみじみ「こんな高いヒールを履くようになって」
2024年12月13日 19:35

細胞を擬人化し、その“はたらく”姿を描いた人気コミックを実写映画化した「はたらく細胞」の初日舞台挨拶が12月13日、東京・丸の内ピカデリーで行われ、主演を務める永野芽郁と佐藤健、共演する芦田愛菜、阿部サダヲ、山本耕史、武内英樹監督が登壇した。


赤血球AE3803を演じた永野、白血球U-1146(好中球)役を務めた佐藤は、そろって「母親が映画を見てくれた」と報告。永野は「(宣伝で)『笑って泣いてって言っていたけど、その意味がわかりました。笑いだけじゃないのね』って感想が来ました」と喜びの声をあげ、佐藤は「うちの母から『あのエンディングは、ああするしかなかったの?』って連絡があって。『ああするしかなかったんだよ』と返事した」と明かしていた。

阿部と芦田は、細胞たちが働く“舞台”となる人間の親子を演じ、「マルモのおきて」以来10年ぶりの再共演。阿部は、ドレスアップした壇上の芦田に「こんな高いヒールを履くようになって」としみじみ語り、「当時は犬を追いかけて、走りまわって転んでばかりだったのに」とその成長ぶりに目を細めていた。
一方、芦田は「阿部さんのすごく面白い部分と、すごくシリアスな部分のギャップを見せていただき、うれしかったです」と再共演の感想を語っていた。

佐藤は、バラエティ番組で幼かった芦田と共演し「あれって5歳くらいだった? 確かにいまは大人になっているけど、いい意味で無邪気な部分が変わっていないし、本当にまっすぐ育って……」と、こちらもしみじみ。山本はドラマ「Mother」で芦田と共演し、「OUR HOUSE」では親子役も演じており、「5歳のときからしっかりしていた。今回、またお会いして、マトリョーシカを逆から蓋していくような感じで」と、ユニークな言い回しで再会を喜んでいた。


さらに、永野と芦田は2011年放送の「ほんとにあった怖い話」(エピソード「深淵の迷い子」)で共演しており、永野は「私がまだ小学生か中学生のとき。車椅子に乗って愛菜ちゃんを追いかけまわす“おばけ”役で(笑)。とてもお忙しい時期に、泣かせてしまって、申し訳なかった」と気まずい表情。芦田は「永野さんは当時もいまも、太陽のような方」と話していた。
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