生き延びるため被害者から加害者へ……「ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女」予告編公開
2024年11月26日 15:00

第2次世界大戦下でユダヤ人でありながら同胞の逮捕に協力した女性の実話を描いた「ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女」の、予告編とポスターが披露された。
1940年8月、ベルリン。18歳のステラ・ゴルトシュラークは、アメリカに渡りジャズシンガーになることを夢見るが、ユダヤ人のステラにとってそれは儚い夢だった。3年後、ユダヤ人向けの偽造パスポートを販売するロルフと恋に落ち、自由を謳歌するステラだったが、ゲシュタポに逮捕されベルリンに隠れているユダヤ人逮捕に協力することになってしまう。そして終戦後、ステラはユダヤ人仲間から裁判にかけられることになり……。ステラ役を、「水を抱く女」(2020)でベルリン国際映画祭主演女優賞を受賞したパウラ・ベーアが演じた。
このほど公開された予告編は、ステラがたくさんのマスコミに囲まれながら裁判所へと向かうシーンから始まる。若かりしステラはジャズを歌い自由を満喫するが、すぐに作業服を着て工場で労働を強いられ、夢が奪われたことがうかがえる。映像の最後では、生き延びるため密告者の道を選択したステラは「被害者か? 加害者か?」と問いかけている。
「ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女」は、2025年2月7日から東京・新宿武蔵野館ほかで公開。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
WEAPONS ウェポンズ
【問題】子ども17人が同時に行方不明に…このヒミツ知りたい? ネタバレ厳禁考察ミステリー緊急公開
提供:ワーナー・ブラザース映画
WIND BREAKER ウィンドブレイカー
【この冬、一番かっこいい男たちに会いに行こう】ビジュ限界突破。ぜ~んぶがクリティカルヒットした話
提供:ワーナー・ブラザース映画
昼、母親。夜、ドラッグの売人。
【衝撃の感動作】大切な人のためならどこまでも頑張れる。たとえそれが、どんなに危険なことでも。
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI